マンチェスター・ユナイテッドを率いることが決まったオレ・グンナー・スールシャール監督は、シーズン終了後のことは考えず、この6カ月だけに集中したいと話した。
18日にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任したマンチェスター・Uは翌19日、クラブのOBであるスールシャール監督の招へいを発表。しかし、ノルウェーのモルデで指揮を執る同指揮官との契約は今シーズン終了後までとなっており、新シーズンからチームを率いる後任候補にはジネディーヌ・ジダン氏やマウリシオ・ポチェッティーノ監督といった名前が挙がっている。
暫定的な指揮官としての就任が発表された翌日、スールシャール監督はクラブの公式チャンネル『MUTV』で古巣での仕事への抱負を語った。
「この旅を楽しむことになるだろう。期間は6カ月で、その後家へ帰ることになる。クラブは次の監督を探している最中だが、私は他のスタッフとともに自分らしくやっていきたい。選手たちに再びフットボールの楽しさを伝えたいと思っている」
「私はすでにファーストチームの監督として300試合から400試合を戦った。もちろん自信はある。リーグ戦とカップ戦で優勝し、降格も経験した。監督の仕事は、選手やスタッフを管理し、そして全員からベストを引き出すことだ」
また、恩師の名前を出し「ボス（アレックス・ファーガソン氏）は常にベストの存在だ。私のスタイルは彼から学んだものだ。彼は本当に大きな影響を与えてくれた」と話したスールシャール監督は、22日に初陣を切る古巣のカーディフ・シティ戦に向けてのメンバーは白紙の状態で、全員にチャンスを与えたいと語った。
「全員にチャンスを与える。全員が白紙の状態だ。それでも我々にはクオリティを持った選手たちがいるから、これから多くの試合を迎えても問題ない。彼らはマンチェスター・ユナイテッドの選手であるということを証明するチャンスを手にすることになる」
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