アルゼンチン監督、アイスランド戦で足りなかったのは「無秩序な攻撃」…メッシの姿勢には満足

6日にロシア・ワールドカップグループDの初戦が行われ、優勝候補アルゼンチンはアイスランドと1－1で引き分けている。ホルヘ・サンパオリ監督は、勝ち点1を分け合う結果に「落胆」していることを認めた。

「勝利を目指してそれを手にできなければ、明らかな落胆がある。私たちは勝利に向かう決意を示したものの、相手の組織構築は見事だった。選手たちが密度を生み出していたね」

サンパオリ監督はまた、アルゼンチンの攻撃が「無秩序」であるべきだとの見解を示した。

「前半は無秩序を手にできなかった。前半の鍵は左サイドにあり、そこでスピードを欠いてしまった。私たちが歩むべき道は、そこにある。攻撃面に無秩序があれば、アルゼンチンのグループ突破の可能性は高まる」

この試合のアルゼンチンはほぼすべての攻撃がメッシ経由だったが、アイスランドはメッシ対策を怠らずにアルゼンチンの攻撃を封じた。そのことに加えて、メッシはPKを失敗したが、サンパオリ監督は同選手のプレーに臨む姿勢に満足感を示している。

「メッシを評価することは、とても難しい。今日の試合は快適なものにならなかった。アイスランドは自陣に引き、常に彼のことを囲っていた」

「しかしながら、レオには確かな意欲があったよ。そのことが、私を安心させてくれる。アルゼンチンに勝利をもたらすという彼の決意は、一切損なわれていない」