23日および27日に行われるイタリア代表の親善試合において、急逝したDFダヴィデ・アストーリが背負っていた背番号13は欠番となる。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
フィオレンティーナの主将を務めていたアストーリは、4日の朝、遠征先のウディネのホテルにて心肺停止状態で発見され、帰らぬ人となった。
現役選手の突然の訃報により、直後に予定されていたリーグ戦はすべて延期されたほか、翌週のリーグ戦では試合開始前に1分間の黙とうが捧げられた。アストーリが所属していたフィオレンティーナおよび古巣のカリアリは、同選手が着用していた背番号「13」を永久欠番とすることを発表。フィオレンティーナは練習場の名称を変更し、「ダヴィデ・アストーリ・スポーツセンター」にするなど、今は亡き主将に敬意を示した。
イタリア代表でもアストーリを追悼する行動が広がっている。23日にアルゼンチン、27日にイングランドとの親善試合が予定されているが、この2試合において、アストーリがデビュー以来、愛着を示していた「13」番は欠番となる。これまで代表戦14キャップを記録するなど、アッズーリの常連となっていたアストーリ。今回、チームメートは誰1人として元代表DFの背番号「13」番を選ばず、空き番号となることが決まった。
またアルゼンチン戦およびイングランド戦においても、試合開始前に1分間の黙とうが捧げられるほか、喪章を着用してのプレーとなる。
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