リヴァプールに所属するブラジル代表GKアリソンが、2日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じた。リヴァプールや古巣のローマについて語っている。
■涙を流した古巣ローマとの別れ
アリソンは昨シーズン、ローマの守護神として活躍。チャンピオンズリーグ(CL)では幾度となくチームの窮地を救い、準決勝へと導いた。ロシア・ワールドカップ終了後にCL準決勝で敗れたリヴァプールへの移籍が決定した。ブラジル代表GKは当時の心境を明かしている。
「ローマを退団するのは難しい決断だった。妻と一緒にしばらく泣いていた。正直に言うべきだと思う。僕はプロとしての決断をした。僕のキャリアにおいて一歩前進になるし、ローマには巨額の資金が支払われる。僕は理性によりリヴァプールへ行くことを選んだが、同時に心の中では泣いていた」
「ローマでは娘も生まれたし、特別な2年間を過ごした。サッカー界以外でも友人が沢山いる。夜になると、何度も市内を散策した。真っ暗な中のトレヴィの泉は感動的な美しさだった。だけど僕のお気に入りの場所はコロッセオだね。目の前にすると、歴史の息吹を感じるよ」
「ローマに残ろうかと何度も頭の中をよぎった。ローマでは非常に居心地が良かったからね。だがサッカー選手がチームを決める際、より広い視点から考慮しなければならない。僕は野心的だが、リヴァプールも同じだ。それに今、世界で最も重要なリーグでプレーしているんだ」
■ドルトムント時代からクロップを敬愛する
続いてアリソンは、リヴァプール移籍を決断する際、指揮官のユルゲン・クロップから連絡があったことを明かしている。
「クラブ間で合意したとき、クロップから(ビデオ通話アプリの)FaceTimeで何度か連絡があった。プロジェクトについてや、一緒に戦ったらどうなるかを説明してくれた。僕はドルトムントの頃から彼に憧れているんだ。彼の下でプレーしてみたかった。口数はあまり多くないが、何を言うべきか、どのようにすべきかを常に把握していると思う。クオリティ、決意、クラブの哲学、熱気に満ちたサポーターなどチームは優勝するためのすべてを兼ね備えている。出場するすべての大会で優勝できたら良いなと思う」
また自身が世界最高峰のGKであるかを問われると、リヴァプールGKは自信をもって答えた。
「(マルク・アンドレ)テア・シュテーゲン、(ヤン)オブラク、(ダビド)デ・ヘアと並び、トップ数人の中に入ると思う。だがじっとしていては、他の選手に追い抜かれてしまう。序列は試合ごとに変化する。常に上達することを目指し、ゴールを守っていかなければならない」
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