アトレティコが1－1PK戦の末アーセナルを下す…ガナーズの17歳スミス・ロウが華麗な同点弾も勝利ならず／ICC

ICC、アトレティコ・マドリーvsアーセナルの一戦は前半にアトレティコが先制。後半に入り、アーセナルの17歳スミス・ロウのビューティフルゴールで追いつき、1－1でフルタイムに。PK戦の末、アトレティコが勝利を収めている。

現地時間26日、シンガポールでインターナショナル・チャンピオンズカップのアトレティコ・マドリーvsアーセナルが行われた。

試合は序盤からアーセナルが高いボールポゼッションを記録し、アトレティコはカウンターから好機を見出す流れで試合は進んだ。だが、なかなか互いにネットを揺らすまでに至らず、均衡はなかなか破れない。

スコアが動いたのは42分だった。アトレティコはアンヘル・コレアが右サイドをえぐると、速い弾道のクロスを中に折り返す。それにルシアーノ・ビエットが頭で合わせて、アトレティコ・マドリーが1点を先行した。試合はこのまま前半終了を迎えている。

後半に入り立ち上がりの47分、今度はアーセナルが追いつく展開に。2000年7月28日生まれ、17歳のエイミール・スミス・ロウがバイタルエリアから前を向いて突破を仕掛け、細かなタッチを駆使してそのままシュートに持ち込み、ネットを揺らした。

57分にはアトレティコ・マドリーがゴール前で攻勢を仕掛けるも、アーセナル守備陣の決死のブロックにより防がれ、ゴールはならず。

62分を迎えた段階でアーセナルは8枚替えを見せ、大きく異なる陣容に。その後、アトレティコも大きくメンバーを入れ替えたことで、トップチーム定着を狙う若手同士のマッチアップが要所で繰り広げられる形に。

だが試合は互いに決勝点を奪うことができず、1－1のドローでPK戦に突入している。

PK戦ではアトレティコのアントニオ・アダンが3本ストップする活躍を見せた一方、アーセナルのペトル・ツェフも見事なPKセーブを披露したが、PK戦3－1でアトレティコ・マドリーが勝利を収めた。