Jan Oblak Atletico MadridGetty

アトレティコ、苦手ビジャレアル戦をドローで終える…報われない“世界最高GK”オブラクが超絶セーブ5連発/リーガ第9節

20日のリーガ・エスパニョーラ第9節、アトレティコ・マドリーは敵地エル・マドリガルでのビジャレアル戦を1−1のドローで終えた。

2015年以降の6試合の対戦成績が2分け4敗と、バルセロナに次いで苦手としているビジャレアルと対戦したアトレティコ。ビジャレアルの統率が取れた守備組織を崩し切れずにいたが、50分にセットプレーから先制に成功する。サイドからのフリーキックの場面。グリーズマンがペナルティーエリアにクロスを送ると、フネス・モリのクリアし損ねたボールがクロスバーに当たって跳ね返り、こぼれ球をフィリペが頭で押し込んだ。

先制したアトレティコだが、ここからビジャレアルの反撃を受けると、65分に混戦となったペナルティーエリア内でマリオにネットを揺らされてしまう。ビジャレアルの勢いはその後も一向に衰えず、スコアをひっくり返されるのも時間の問題かと思われた。しかし、アトレティコ守護神オブラクが驚異のセーブを連発して失点を阻止し続けた。

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それ以前にも2回にわたってビッグセーブを披露していたオブラクは、74分にG・モレノとの1対1、そのこぼれ球からフォルナルスが放ったミドルシュートをセーブ。極め付けは75分、バッカとの1対1の場面だった。スロベニア人GKは自身をかわそうとするバッカの足元へと飛び込み、まるで俊敏な猫の如く、片手でボールを弾いている。アトレティコは合計5回のビッグセーブを披露した守護神のおかげで、何とか引き分けで試合を終えている。

この試合の主役となったオブラク。スペイン『マルカ』の電子版は同選手のことを「世界最高のGK」と形容しながら、今年のFIFA/FIFProベストイレブンに含まれなかったことなど、実力に見合った名声を得られていないことに対する不当性を訴えている。

「オブラクは本当に、世界最高のGKではないのだろうか? 混戦におけるボールの跳ね返りだけが、オブラクのゴールを割ることができた。彼はライバルたちに何光年もの差をつけ、世界最高のGKとして君臨している。たとえ賞を与える者たちがそのセーブに気づかなくても、だ」

リーガのここまでの成績を4勝4分け1敗としたアトレティコは暫定で4位、2勝3分け4敗のビジャレアルは暫定で16位に位置している。

■リーガ第9節
ビジャレアル 1−1 アトレティコ・マドリー

■得点者
ビジャレアル:マリオ(65分)
アトレティコ・マドリー:フィリペ(50分)

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