アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、重要な一戦でMFビトロを起用することになるかもしれない。スペイン『アス』が伝えた。
アトレティコは昨夏、ビトロとFWジエゴ・コスタを獲得。D・コスタをレンタル(レンタル料500万ユーロ)という形で獲得したアトレティコだが、来夏に同選手を買い取るために5000万ユーロ(約66億円)を支払うことになるとみられる。また、ビトロ獲得に際しては契約解除金3750万ユーロ(約50億円)を支払ったといわれている。
アトレティコがFIFAから選手登録禁止処分を受けていたため、ビトロとD・コスタは今冬の移籍市場で正式に登録される運びとなった。アトレティコ復帰となったD・コスタが素早くチームに適応した一方で、ビトロは順応に苦しんだ。
ビトロは先のリーガエスパニョーラ第35節アラベス戦(1-0)で好パフォーマンスを見せた。『アス』によれば、3日のヨーロッパリーグ準決勝第2戦アーセナル戦でシメオネ監督がビトロを起用する可能性が高まっているという。
ビトロは今季ここまで公式戦20試合に出場しているが、途中出場が多かった。ただ、シメオネ監督はアーセナル戦で3バックを採用する可能性があり、今後数日間で最終的な判断が下されるとみられている。
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