セリエA7連覇を達成したユヴェントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが13日、イタリアメディア『メディアセット・プレミアム』のインタビューに応じ、喜びを語った。
残り2試合で勝ち点1を獲得すれば、優勝が決まる状況のユヴェントスは13日、オリンピコで行われたセリエA第37節で3位ローマと対戦。試合はスコアレスドローに終わり、勝ち点1という最低限の結果を確保したユーヴェは、7年連続34度目のスクデットを獲得した。2014年夏にユヴェントス指揮官に就任して以降、4連覇を果たしたアッレグリは喜びを爆発させた。
「ワクワクするシーズンだった。こんな4年間は、繰り返せるものではない。チームやヴィノーヴォのスタッフ全員を褒めたい。優勝は決して簡単ではない。この選手たちと達成できたことは嬉しい。コッパ・イタリア決勝から中3日だったが、素晴らしい試合を見せてくれた」
アッレグリは今年、コッパ・イタリアでも4連覇を達成しており、ユーヴェでのモチベーションの低下が心配されている。来シーズンに向けて、去就が不透明な中、チームの目標を明らかにした。
「モチベーションは見つけられるものだ。何人かの選手はチームを去り、新しい選手もやって来るだろう。目標は優勝であることに変わりはなく、3月まですべての大会で勝ち残らなければならない。勝利を持ち帰ることは簡単ではない。チームの中で一人一人が努力しなければならない。中には、スクデットを7回獲得した選手もいる。彼らはお立ち台に上がるにふさわしい」
■サッカーで必要なのは冷静さを失わないこと
ユヴェントスは今シーズン、スクデット争いにおいて、ナポリを追いかける立場にも回った。
「選手たちは冷静さを失わなかった。これこそサッカーで必要なことだと思う。常に一歩ずつ前へ進んでいくことが大切だし、気持ちの変動は勝利の助けにならない」
最後に今シーズン限りの現役引退が囁かれている40歳のGKジャンルイジ・ブッフォンについて触れた。
「これが最後のシーズンになるか分からない。彼が決断することだ。彼は非常に偉大な男であり、非常に偉大なカンピオーネだ」
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