ベルギー代表MFエデン・アザールが今シーズンのチェルシー残留を明言した。フランス『RMC』が伝えている。
世界屈指のアタッカーに成長したアザールに関しては、かねてからレアル・マドリーと相思相愛であることが伝えられている。アザール自身も、ロシア・ワールドカップ（W杯）後に、「僕の行きたい場所は知っているだろう」と語るなど、憧れであるレアル・マドリーへの移籍希望ととれる発言を残していた。
しかし、プレミアリーグでは今シーズン、開幕に合わせて既に移籍市場が閉鎖。放出はできても獲得ができない状況となっている。既にシーズンが始まり、アザールはこの度、「みんな、僕がワールドカップの後に何を口にしたのかは知っている。それについては話したくない。僕はここで幸せだよ」と、チェルシー残留でも満足であることを強調し、以下のように話した。
「多くのことが言われているね。全部ナンセンスだ。今現在、僕は幸せなんだ。あと2年の契約を残している。何があるか見てみよう。（今シーズンに）僕が出ていくことはないだろう」
「イングランドの移籍市場は既に閉じられている。売ることはできるけど、獲得することはできないんだ。チェルシーが僕を出して、誰も獲得しないなんて奇妙だろう。（直近のアーセナル戦で）ファンは僕に対して多くを見せてくれたし、ここにいることは心地いいよ。あと1年、2年で何が起こるかは見てみないとね」
W杯後の休暇からコンディションを上げつつあるアザールは、18日のプレミアリーグ第2節、アーセナル戦で途中出場。今夏にGKティボー・クルトワがレアル・マドリーに引き抜かれたチェルシーにとって、今回のアザールの発言は一安心できるものになっただろう。
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