ロシア・ワールドカップのグループF第3節、ドイツは韓国相手に0-2でまさかの黒星を喫し、グループリーグ敗退となった。失意のヨアヒム・レーブ監督が試合後、会見で韓国戦を振り返った。
「今、何をどう説明すればいいのかとても難しいが、とても失望している。勝つためのチャンスがなかったわけではない。ラウンド16へと進むために尽力したつもりだったが……。この結果に至った責任は、私にある」
「スウェーデンがリードしていたことは把握していた。それを見て、プレッシャーを感じた部分もあったかもしれない。本来ドイツが持っているチームのダイナミズムが欠けていた。この結果は残念だ。(自らが関わった)2006年大会以来、我々は常にベスト4以上へ勝ち進んできた。今回は決勝トーナメントに行けないという事実はとてもつらい。だが、それを受け入れなければいけない」
韓国については「いいミドルを打てる選手もいるし、速攻のときには3~4人が素早い攻撃を仕掛けてくることは把握していた。終盤まで彼らはしっかり守っていたし、こちらは攻撃のスペースが十分になかった。彼らの頑張りは賛辞に値する」と述べている。
後半アディショナルタイムに入った直後、自陣深くでクロースのクリアミスがキム・ヨングンにつながり、失点した場面ではVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)確認の上でゴールと判定された。その失点シーンは「詳細はチェックしていないから現時点で分からない。だが、我々の位置から見た限り、プレーヤーがオフサイドだと思っていた。だが、VARの結果によるものだし、おそらくそれは正しいジャッジなんだろう。我々にとっては不幸だったとしか言いようがない」と振り返っている。
前指揮官ユルゲン・クリンスマンの補佐役を経て、2006年から12年も率いてきたチームについてレーブは「これでドイツサッカーが暗黒の時代になるとは思っていない。私たちは12年にわたって、常に一定のクオリティーを維持してきた。だからこそ前回大会の優勝があったと思っている。とてつもない悲しみと失望はあるが、選手たちの才能がこれで損なわれるわけではない。このような事態は、ほかの国々にも起こったことだし、ドイツはこれからの巻き返しに向かって、歩みを進めるしかない」と発言。
選手たちを擁護した一方で、自身の去就については「まだ結論を出すまで時間が必要」と辞任を示唆しつつも、明言は避けている。
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