2018_6_29_germany_neuer(C)Getty Images

「なぜノイアー?」「エジルが行方不明」王者ドイツが敗退した10の理由をスペイン紙が分析

スペイン紙『マルカ』は、ドイツ代表がロシア・ワールドカップのグループリーグで敗退した理由を分析している。

2014年のブラジルW杯を制したドイツだが、今大会では初戦でメキシコに敗れる最悪のスタート。2戦目のスウェーデン戦こそ土壇場の決勝弾でモノにしたが、最終節で韓国に黒星を喫し、屈辱のグループ最下位で大会をあとにした。

前回王者がグループリーグで姿を消すのはこれが3大会連続となる。ドイツのヨアヒム・レーブ監督はかねてより、「スペインは2010年大会で優勝したが、同じようなチームで臨んだ2014年はグループリーグで敗退した。2014年大会で優勝した我々は改革しなければならない」と警鐘を鳴らしていたが、敗退の憂き目にあった。

スペイン紙『マルカ』は、以下の10項目をドイツ失敗の理由としている。

1.マッツ・フンメルスとジェローム・ボアテングの脆弱さ
フンメルスは負傷し、ボアテングはスウェーデン戦で退場した。

2.リロイ・サネの不在
サネの代表落選は不可解。ウインガーの彼がいれば、より幅を取ることができた。

3.攻撃の基準点となる選手の不在
ドイツは今大会だけでなく、予選の時から絶対的なストライカーがいなかった。

4.ヨシュア・キミヒへの依存
予選で最高の9アシストを記録したキミヒを相手に抑えられ、攻撃面で影響力を出せなかった。

5.トニ・クロースの孤立
ビルドアップの責任をクロースが背負い過ぎた。サミ・ケディラは彼のサポートを怠った。

6.雑音の多さ
メスト・エジルとイルカイ・ギュンドアンはトルコ大統領を表敬訪問して物議を醸した。

7.なぜマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンではなくマヌエル・ノイアーだったのか
負傷明けとしては頑張ったノイアーだが、バルセロナで輝いていたテア・シュテーゲンを差し置いて先発させたレーブの判断は理解しがたい。

8.エネルギーを欠いたチーム
ユリアン・ドラクスラーとサミ・ケディラに代表されるように、チームのフィットネスが万全ではないようだった。

9.エジルとトーマス・ミュラーはどこにいたのか?
ドイツの攻撃をけん引することが求められるエジルとミュラーが完全に行方不明だった。

10.レーブの判断ミス
2014年大会を制した大物に頼り、いくつかの修正を試みたが移行は困難を伴った。

Goal_worldcup_article_banner

▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【DAZN関連記事】
DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZN(ダゾーン)に登録・視聴する方法とは?加入・契約の仕方をまとめてみた
DAZNの番組表は?サッカーの放送予定やスケジュールを紹介
DAZNでJリーグの放送を視聴する5つのメリットとは?
野球、F1、バスケも楽しみたい!DAZN×他スポーツ視聴の“トリセツ”はこちら ※提携サイト:Sporting Newsへ

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0