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これがアジア初制覇への意地だ!鹿島、内田の劇的決勝弾で水原三星に逆転勝ち/ACL準決勝第1戦

3日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦が行われ、鹿島アントラーズがホームで韓国の水原三星ブルーウィングスと対戦した。

Jリーグ唯一の準決勝進出を果たし、念願のアジア初制覇を目指す鹿島は、ACLに加えてリーグ戦、天皇杯、ルヴァンカップと、4つのコンペティションを戦う過密なスケジュールのなかで戦っている。リーグでは現在3連勝中と好調を維持。スタメンは直近のヴィッセル神戸戦(5-0)から6人を変更。レオ・シルバを出場停止で欠く中盤には、永木亮太と三竿健斗がダブルボランチを組んだ。好調の鈴木優磨も先発入りを果たした。

試合は開始2分にいきなり動く。水原三星は、ヨム・ギフンが右CKからボールを送ると、中で競り合っていた内田篤人の肩に当たり、ゴール方向へ。クォン・スンテが必死にゴールから掃き出したが、主審はゴールの判定を言い渡す。鹿島は開始直後に不運な形で先制点を許してしまった。

さらに6分、水原三星の前への意識が追加点を呼ぶ。イム・サンヒョプが右サイドのゴールライン際まで山本脩斗へプレスをかけると、山本のキックをブロック。これをデヤン・ダムヤノビッチが奪ってそのまま持ち込みゴールへ流し込んだ。水原三星が10分にも満たない段階で2点のリードを奪った。

追う展開になった鹿島は21分、右サイドから永木がスルーパスを送ると、DFがカットしたこぼれ球をセルジーニョが拾い、PA右からクロス。鈴木と競り合ったチャン・ホイクのヘディングがゴールに吸い込まれ、鹿島がオウンゴールで1点を返した。

試合は前半だけで両チーム5枚のイエローカードが飛び交う荒れ模様。後半に入るとすぐに鹿島は内田が鈴木とのワンツーでPA内に進入した際に、倒されるがこれはPKとはならず。54分には、内田のクロスに安部裕葵がボレーで合わせたが枠の左に外れてしまった。

逆に65分、イム・サンヒョプのオーバーヘッドシュートを打たれたが、クォン・スンテが横っ飛びでセーブ。3点目を許さない。鹿島は72分に永木を下げて土居聖真を、83分には遠藤康に代えて西大伍を投入。前線に枚数をかけてより攻撃的に押し込んでいく。

すると84分、代わったばかりの西がPA手前からグラウンダーのクロスを送ると、待っていたのはセルジーニョ。フリーで流し込み、貴重な同点弾を奪った。さらに後半アディショナルタイム、FKを得ると、セルジーニョが正確なボールを蹴り込む。競り合いとなったこぼれ球に内田篤人が詰めて値千金の逆転ゴールを奪取。試合はそのまま終了し、鹿島がホームでの第1戦で劇的な逆転勝ちを収めた。

両者はグループステージでも対戦しており、対戦成績は1勝1敗の五分に終わっていたが、3度目の対戦は鹿島に軍配があがった。第2戦は10月24日に水原で行われる。

■試合結果
鹿島アントラーズ 3-2 水原三星ブルーウィングス

■得点者
鹿島:OG(21分)セルジーニョ(84分)内田篤人(90+3分)
水原三星:OG(2分)デヤン・ダムヤノビッチ(6分)

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