Thomas Müller Germany Mexico

「このドイツは何かがおかしい」落胆のバラック氏、フンメルスのチーム批判を支持

世界王者のドイツは17日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)での初戦を0-1で落とし、黒星スタート。元ドイツ代表MFのミヒャエル・バラック氏は、自身のツイッターでその低調な戦いぶりに苦言を呈し、試合後にDFマッツ・フンメルスが展開したチーム全体に対する批判に賛同した。

ドイツはこの試合の35分、カウンターからメキシコのFWイルビング・ロサノにゴールを奪われると、得点を返せないまま0-1の敗戦を喫することに。大会前からマンチェスター・シティFWリロイ・サネの招集を見送る決断をめぐってヨアヒム・レーブ監督に対して批判的なコメントを残していたバラック氏だが、初戦でのチームのパフォーマンスに首を傾げている。

2010年W杯前にケガを負い、代表でのキャリアを終えた同氏は、メキシコ戦翌日に自身のツイッターにビデオメッセージを投稿。その中でこのように述べている。

「みんなは今回のW杯についてどう思う? 優勝候補のフランスやブラジル、スペインやドイツの試合を見られたね。フランスのみが勝ち点3を確保したが、ドイツにはどれほど失望したか。このチームはなにかがおかしい。サウジアラビア戦を除いて親善試合を6~7試合にも勝てなかったんだ」

また試合後のインタビューでフンメルスが「ジェローム(ボアテング)と僕しか後ろにいないことが何度もあった」とチームに守備意識が不足していると言及。「チーム内では何度も指摘してきたんだけど、まだ理解してもらえていないのかもしれない」とも発言したことがドイツでは大きな話題を呼んだが、その言葉にバラック氏も賛同しているようだ。

「マッツ・フンメルス、好きだね。課題に関してちゃんと声を上げた。彼にその調子で続けて、ほかのプレーヤーたちとも話してほしいね。問題を解決するためにお互い話をすることが必要。監督がすべてを対応できないときもあるからね。なので、試合に向けて選手同士がコミュニケーションを取り、攻守のバランスを確かめてほしい」

一方、バラック氏はこの敗戦を「警鐘として受け止めればいい」と続け、「まだ獲得できる勝ち点は6残っている」と代表チームが以前の姿を取り戻せることに太鼓判を押した。

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