現在ブンデスリーガの首位を走るドルトムント。その補強策は欧州で称賛されているようだ。『EUROSPORT』が伝えている。
第7節消化時点で5勝2分と勝ち点17を稼ぎ、王者バイエルンを抑えて首位に立つドルトムント。チャンピオンズリーグ(CL)を含めた公式戦10試合で無敗を維持し、ルシアン・ファーブル新監督の下で絶好調を維持している。
そんなドルトムントの補強策は、欧州で注目されているようだ。『EUROSPORT』は「ボルシア・ドルトムントは移籍市場のマスターだ」と題し、安価で実力者を獲得したと絶賛している。
「ドルトムントは今夏7500万ユーロ(約97億円)を投資した。7人の選手が加わり、これが単独トップに導く卓越した成功をもたらした。シーズンの1/5が経過し、ほぼすべての移籍が成功したと言ってもいいだろう。ボルシアはこのリーグのトランスファー・マスターだ」
「アクセル・ヴィッツェルとトーマス・ディレイニーはゲームを構成し、アブドゥ・ディアロはCBでもSBでも素晴らしい。アクラフ・ハキミは、ウカシュ・ピシュチェクに絶対に必要なバックアッパーであり、マリウス・ヴォルフ攻撃的なスタイルで自分を表現する」
「マルヴィン・ヒッツは第2GKとして優秀であり、パコ・アルカセルについてはもはやすべてについて言われている」
「現在の移籍市場において、ヴィッツェル(2000万ユーロ)、ディレイニー(2000万ユーロ)、アルカセル(2300万ユーロの買い取りOP付きレンタル)は破格の値段だろう。ミヒャエル・ツォルク率いる首脳陣は、スムーズに新戦力を手に入れた」
そして、「ボルシアが首位に立ち、CLで2連勝したのは偶然ではない」と絶賛。ユルゲン・クロップ時代、香川真司やロベルト・レヴァンドフスキらを獲得し、ブンデスリーガを制した2010-11シーズンの補強と比較している。
「今夏の状況を非常に前向きに捉えれば、初期のクロップ時代を思い起こさせる。特に夏の移籍市場ではレヴァンドフシキ、シンジ・カガワ、ピシュチェクらクラブを作り上げた選手を獲得した」
「マリオ・ゲッツェやマッツ・フンメルスら若いチームは、弱体化したバイエルンを尻目にリーグ連覇を達成。ボルシアの黄金期だ」
絶好調のドルトムントは、代表ウィーク明け初戦で、公式戦5連勝をかけてシュトゥットガルトと敵地で対戦する。
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