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経験豊富な4人の新戦力が救世主に。首位広島戦で“新生名古屋”のお披露目だ

明治安田生命J1リーグは22日に第17節の9試合が開催。最下位の名古屋グランパスは、ホームで首位のサンフレッチェ広島と対戦する。

2カ月のワールドカップ中断期間を経て再開初戦となった18日の浦和レッズ戦は、セットプレーでの守備の脆さを露呈して3失点の完敗。リーグ戦未勝利は14試合となり、勝ち点も唯一の1ケタと苦しい状況に追い込まれている。

「自分たちは押し切るだけという状態だったが、セットプレーから取られてしまった」

以下に続く

そう言って風間八宏監督は、浦和戦を振り返り、推し進めるポゼッションサッカーは表現できていることを改めて強調した。しかし、ボールを“握っている”風に見えても、“握らされている”展開が多いのも事実。風間監督らしく、年齢や経験、固定概念にとらわれない大胆な采配を見せることが多いものの、現時点では結果が伴っていない状況だ。

さらに、欧州やブラジルで実績がある元セレソンのジョーや、ドイツやスペインでプレー経験のあるGKミッチェル・ランゲラックら実力者を獲得しながらも、得点数『15』はリーグワースト2位タイ、失点数は『33』とダントツのリーグワーストだ。

前半戦で何が足りなかったのか?風間サッカーに何が不足しているのか?それは4名の補強が不足していたものを物語っている。昨季、川崎フロンターレでリーグ初優勝に大きく貢献したエドゥアルド・ネット、FC東京から元日本代表のDF丸山祐市、柏レイソルから将来有望なDF中谷進之介を獲得。いずれもセンターラインを強化した形だ。そして、レフティでスピード溢れる突破が武器の前田直輝を松本山雅FCから獲得することに成功している。

その4人は18日の浦和戦には登録が間に合わなかったため出場していないが、20日に発表された登録選手には名を連ねており、いきなり首位の広島戦で先発入りする可能性は大いにある。丸山と中谷の強固なセンターバックコンビに加えて、川崎Fの中盤を支えたエドゥアルド・ネットの好守における貢献度、そして前田直輝の鋭い突破力は、必ずや名古屋に新しい風を吹き込んでくれるはず。「全体として悪いゲームではなかった。我々の姿が戻ってきたという確信」を感じたと、浦和戦後に話していた風間監督。いよいよ経験豊富な新戦力が加わり、より一層チームにも競争力と勝利への闘志が漲っているに違いない。

許した黒星は16試合でたったの『2』、失点数はリーグ最少の『8』、早くも二ケタとなる12ゴールを挙げて得点ランクトップに立つパトリックを擁する強敵・広島相手に、どんな戦いを見せてくれるのか。タレントは揃った。あとは、それをどう活かすか。その答えがこの広島戦で見ることができるだろう。

■J1第17節 試合日程

7/22(日) 
18:00 名古屋グランパス vs サンフレッチェ広島(豊田ス)
18:00 ヴィッセル神戸 vs 湘南ベルマーレ(ノエスタ)
18:30 鹿島アントラーズ vs 柏レイソル(カシマ)
19:00 北海道コンサドーレ札幌 vs ジュビロ磐田(札幌厚別)
19:00 FC東京 vs 横浜F・マリノス(味スタ)
19:00 川崎フロンターレ vs V・ファーレン長崎(等々力)
19:00 ガンバ大阪 vs 清水エスパルス(吹田S)
19:00 セレッソ大阪 vs 浦和レッズ(ヤンマー)
19:00 サガン鳥栖 vs ベガルタ仙台(ベアスタ)

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