2018-2019シーズンのバルセロナを総まとめ…予想フォーメーションは？

開幕を直前に控えたリーガ・エスパニョーラ。注目のバルセロナの移籍情報、予想スタメンなどを一挙に紹介。

間もなくリーガ・エスパニョーラが幕を開ける。開幕を直前に控え、各ビッグクラブの状況を分析。今回はバルセロナだ。

昨シーズンは2季ぶり25度目となる戴冠を果たしたバルセロナ。エルネスト・バルベルデ監督体制2年目で連覇を狙う。

■昨季成績は？

昨季は99得点とリーガ最多の得点力を記録した他、38試合でわずか1敗と抜群の安定感を発揮。リーグ優勝する上で欠かせない、取りこぼしのない見事な戦いぶりを披露している。一方で、チャンピオンズリーグではローマにまさかの大逆転劇を許し、ベスト8での敗退を余儀なくされた。

リーガ・エスパニョーラ　優勝 28勝9分1敗　99得点29失点　得失点70　勝ち点93

コパ・デル・レイ　優勝

チャンピオンズリーグ　ベスト8

スーパーカップ　準優勝

■今夏の移籍情報

アンドレス・イニエスタというクラブを象徴する選手が去った夏。一方で、アルトゥーロ・ビダル、クレマン・ラングレといったすでに実績のある選手を獲得。さらに、次代のブラジル代表スターであるマウコンもローマから“強奪”に成功。最前線をさらに強化することに成功している。

加入

クレマン・ラングレ（←セビージャ）

ムサ・ワゲ（←オイペン）

アルトゥール（←グレミオ）

アルトゥーロ・ビダル（←バイエルン）

マウコン（←ローマ）

退団

リュカ・ディーニュ（→エヴァートン）

ジェリー・ミナ（→エヴァートン）

アレイクス・ビダル（→セビージャ）

ドウグラス（→シヴァスポル）

アンドレス・イニエスタ（→ヴィッセル神戸）

アンドレ・ゴメス（→エヴァートン）

パウリーニョ（→広州恒大）

ジェラール・デウロフェウ（→ワトフォード）

■現所属メンバー

GK
マルク＝アンドレ・テア・シュテーゲン
ヤスパー・シレッセン
DF
ネウソン・セメド
ジェラール・ピケ
クレマン・ラングレ
ジョルディ・アルバ
サミュエル・ユムティティ
トーマス・ヴェルメーレン
マルロン・サントス
ムサ・ワゲ
MF
イヴァン・ラキティッチ
セルヒオ・ブスケツ
デニス・スアレス
フィリペ・コウチーニョ
アルトゥール
ラフィーニャ
セルジ・ロベルト
アルトゥーロ・ビダル
セルジ・サンペル
カルレス・アレーニャ
FW
ルイス・スアレス
リオネル・メッシ
ウスマン・デンベレ
マウコン
パコ・アルカセル
ムニル・エル・ハダディ
ホセ・アルナイス

■注目選手

リオネル・メッシ

言わずとしれた世界最高の選手。31歳となり、年内のアルゼンチン代表での活動も休止し、バルセロナでのプレーに集中することが決まった。ロシア・ワールドカップを失望とともに終えただけに、クラブで取り返したい気持ちは強いだろう。目指すはチャンピオンズリーグタイトル。2014-15シーズンの優勝を最後に3季連続でベスト8敗退となっているだけに、何としてでもその左足を持ってしてビッグイヤーを奪いに行く。

イヴァン・ラキティッチ

ロシア・ワールドカップではルカ・モドリッチ、マリオ・マンジュキッチらとともに主力選手として準優勝に大きく貢献。ピッチを走り回り、ゴールにも関わってまさに獅子奮迅の活躍だった。疲れが残っていることは間違いないが、すでに代えのきかない選手となっているだけに、シーズン最終盤で重要な役割を担うことが期待される。

アルトゥーロ・ビダル

自身の夢であるチャンピオンズリーグ優勝のためバイエルンから加入。どのチームでも身を粉にして働く姿は愛されてきた。フィジカルやゴールに絡む印象が強いものの、ジョゼップ・グアルディオラ監督の率いるバイエルンでも適応した経験があるだけに、バルセロナでのスタイルに戸惑いもないだろう。W杯にも出場していないため休養も十分。序盤はラキティッチの代わりとしてスタメンに名を連ねる可能性が高いと見られている。

マウコン

一時はローマ加入が決定的となっていたものの、金銭面で上回り、バルセロナが“強奪”に成功した。ボルドーでの2シーズンを経て、21歳にしてビッグクラブ初挑戦となる。ウスマン・デンベレ、フィリペ・コウチーニョらと熾烈なポジション争いに挑む。ポテンシャルに疑いの余地はなく、すでに欧州レベルでもトップクラスであることを証明済み。問題は出場機会をどれほど確保できるか、となりそうだ。

■予想スタメン

GK
テア・シュテーゲン
DF
ジョルディ・アルバ、ピケ、ユムティティ、セルジ・ロベルト
MF
ビダル、ブスケツ、ラキティッチ、
FW
ルイス・スアレス、メッシ、コウチーニョ

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