24日、鹿島アントラーズはFW金崎夢生がサガン鳥栖に完全移籍し、サガン鳥栖から韓国代表DFチョン・スンヒョンを完全移籍で獲得すると発表した。
鹿島に3年半在籍した金崎は、移籍の理由を「新しいチャレンジに向き合いたいという気持ちがあった」とし、同時に「わがままを言ってチームに迷惑を掛けたこともありましたが、チームメート、スタッフ、フロント、そしてサポーターの方々とともに戦い、タイトル獲得の喜びを分かち合えたことは、自分にとって大きな財産」とクラブを通じてコメントしている
鹿島は去る12日に、DF植田直通がベルギー1部のセルクル・ブルージュKSVへ完全移籍したばかり。センターバックの補強は急務とされていた。鹿島に加入するチョン・スンヒョンは1994年4月3日生まれの24歳。昨年6月に蔚山現代から鳥栖に加入し、今季はJ1リーグ戦に11試合出場している。
金崎の加入が決まった鳥栖は、今季得点力不足に悩まされ現在17位と自動降格圏に沈む。J1リーグ戦再開後の2試合もオウンゴールの1点のみと攻撃面でのテコ入れが必要だった。鳥栖はこの夏、フェルナンド・トーレスを獲得したが、今季J1リーグ戦で7得点を挙げている金崎の加入によりさらに攻撃力に磨きをかける。
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