湘南ベルマーレの守護神、秋元陽太が涙ながらに悔しさを口にした。
湘南は6日に行われた明治安田生命J1リーグ第13節で、ベガルタ仙台に1-3と敗戦。秋元は前半にPKをストップするなど、一人気を吐く活躍を見せたが、3戦無敗の勢いを継続できず。ホームの大観衆を前に不甲斐ない戦いをしたことを悔やんだ。
「非常にもったいない試合でしたし、個人的にはすごい苛立つ一日でした」
仙台戦について曺貴裁監督は「チームを見て7年目になりますが、今日の前半が一番最悪でした」と振り返るように、前半だけで2失点のビハインドを背負った湘南。秋元も「一人ひとりが球際に行ったり、初心に戻ることができなかった。声も出せなくなったことも情けないと思いますし、これが今のチームの状態を表していると思います」と敗戦の原因を口にした。
後ろを支える守護神として「それをもっとチームに言えなかった自分もダメですし、チームの底をもっと上げなきゃいけなかったです」と猛省。
さらに、秋元はゴールデンウィーク最終日に集まってくれた多くのサポーターの思いに応えられなかったことに悔しさをあらわにした。
「来ていただいたサポーターの方に本当に申し訳ない気持ちです」
そう言って涙した秋元。13試合を終えて勝ち点15で13位につける湘南に一つの試練が訪れている。
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