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浦和が強化体制再編を発表…山道強化部長が退任、新設のGMに中村修三氏が就任

浦和レッズは6日、強化体制再編に伴い、立花洋一副社長が強化部門を所掌するとともに、新たにゼネラルマネジャー(GM)の職位を設置することを発表した。

本部長(強化担当)を務めていた山道守彦取締役が離れ、プロ契約のGMには4月7日付で日本サッカー協会代表チーム部担当部長や、フットサル・ビーチサッカー部参事などを歴任した中村修三氏が就任。なお、山道本部長は取締役本部長(社長補佐)となることが決定した。

今回の強化体制再編に伴い、淵田敬三代表は以下のようにコメントしている。

以下に続く

「山道本部長には、2011年にチームが残留争いをする苦しい時期に強化部長に戻ってもらい、チームの残留に貢献していただきました。2012年にはミシャ監督を招聘したほか、予算に見合った的確な補強で、毎シーズン優勝争いをするチーム作りに従事してくださいました。また13年ぶりとなるルヴァンカップ優勝、2度目のアジア制覇を実現するとともに、クラブ経営の安定化に多大なる貢献があったと考えています」

「しかしながら、ここからさらにチームを強くしていくためには、あらたな可能性にトライする必要性も感じております。立花副社長に強化部門全体を所掌していただくとともに新設するゼネラルマネジャーには、浦和レッズを知り、なでしこジャパンを世界1に導くサポートをするなど経験豊富な中村修三氏に就任いただくこととしました」

さらに、淵田代表はファン・サポーターに向けての声明も発表。強化体制再編の意図と、今後について言及した。

「このたび、強化体制を改めることとなりました。私たちクラブは、ファン・サポーターのみなさまに希望を持ってもらい、明日への活力を持ってもらえるようなチーム作りへのサポートを行っていかなければなりません」

「そのために新監督の選出などに取組んでいますが、これに合わせて立花洋一副社長に強化部を所掌してもらう体制とするとともに、ゼネラルマネジャー(GM)を新設しました。GMには、浦和レッズを知り、なでしこジャパンのワールドカップ優勝に携わり、世界一の経験を持つ中村修三氏をプロ契約で迎え、強化部門のトップに据えます」

「現状、チームが思うような結果を出せておらず、みなさまにはご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ない気持ちでおりますが、この苦境を、浦和レッズが前進していくための機会とし、みなさまのご期待に添えるよう、勝利のために全力を尽くして参ります」

「大槻 毅監督も、暫定という難しい立場でありながら、熱い指導でチームを蘇らせようとしてくれています。明日の仙台戦、クラブ一丸となって大槻監督、チームをサポートし、勝利を目指して全力で闘って参ります。ぜひとも、チームへのサポートをいただけますと幸いです」

リーグ開幕5試合で未だ勝利がない浦和は、2日に堀孝史監督との契約を解除し、大槻毅育成ダイレクターが暫定監督に就任することを発表。4日のJリーグYBCルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦から新体制で臨んでいた。

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