今夏、ケルンから日本代表FW大迫勇也を加えたブレーメンだが、日本人をもう1人獲得することを狙っていた。フランク・バウマンSD(スポーツディレクター)が明かしている。
ドイツ紙『ビルト』が伝えたバウマンSDのコメントによれば、ブレーメンが狙っていたのはヴィッセル神戸に所属するU-18日本代表のMF佐々木大樹(18)だった。同選手は2015年に神戸のU-18チームに加入し、昨秋にトップチーム昇格。今シーズンはJリーグカップで4試合(1ゴール)、リーグ戦で6試合(1ゴール)に出場している。
バウマンSDは「彼については検討している、と言うか、検討していた」と佐々木の獲得を試みたものの、何らかの理由でオペレーションが失敗に終わったことを明かした。そして「今後に向けて、うちで育てたかった」と悔しさを滲ませながら、「おそらく違うクラブに移籍することになるだろう」と近々他クラブに渡る可能性を示唆している。
元ドイツ代表DFである同SDが将来性を見込んだ佐々木に対しては、水面下で他クラブが獲得に向けて動き出している模様。移籍先候補は現時点で明らかになっていないが、今夏に海外での挑戦に臨む可能性もあるようだ。
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