大宮アルディージャは6日に行われた明治安田生命J2リーグ第13節でジェフユナイテッド千葉に0-1で敗れて連勝が3でストップした。石井正忠監督は「本当に悔しい試合だった」と振り返った。
試合は序盤からポゼッションで上回る大宮が主導権を握る。しかし、前線のロビン・シモヴィッチが何度も決定機を迎えたが決め切ることができず。33分に嶋田慎太郎のクロスにシモヴィッチが合わせて先制したかに思えたが、その前のプレーでファウルを取られてノーゴールに。
40分にも、大前元紀のCKから河本裕之がゴールネットを揺らしたが、シモヴィッチの位置がオフサイドとなりこれもノーゴールに。2度のビッグチャンスを逃した大宮は、60分に一瞬の隙を突かれて失点。反撃も及ばず、0-1で敗れた。
石井監督は「前半から自分たちのいい戦い方ができている中で、マイボールのチャンスを作ったが、そこが勝利に結びつかなかった」と敗因を説明。「本当に悔しい試合」と振り返りながらも、「ただ、選手は90分間、最後の最後までハードワークしてくれました」と激戦を終えた選手たちを評価した。
再三の決定機を迎えながら、不運な形でゴールを決められなかった大宮。しかし、石井監督は、崩すという部分について「色々できていた」とし、「相手がどういうシステムで来ようが、しっかりはがして攻撃する形はできてきていると思う。その継続性というのは大事にしたい」と今後も継続した戦いを見せていくことを断言した。
試合が行われたNACK5スタジアム大宮には、ゴールデンウィーク最終日ということもあって、12400人の大観衆が詰めかけた。大宮にとっては今季ホーム最多入場者数を記録したなかでも敗戦。指揮官は「深く感謝したいのはサポーターの皆さん。選手を信じて、最後まで応援してくれた。感謝したいなと思います」と共に戦ったファン・サポーターへ感謝の言葉を残していた。
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