昨季は圧倒的な差でレヴァンドフスキが得点王に輝いたブンデスリーガ。今年は誰になるのだろうか。
■2018-19シーズン 得点王候補者たち
ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン) 29ゴール

ブンデスリーガの絶対王者のエースを務めるこの選手は昨季、2位のほぼ倍となるゴール数を挙げ、圧倒的な差で得点王を獲得。さらに75分で1ゴールを決めた計算となり、この数字はメッシやロナウドをも大きく上回る記録となっており、大本命で間違いないだろう。
ティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ)13ゴール
Getty Images近年の躍進著しいライプツィヒを牽引するヴェルナーはまだ22歳。ドイツ代表としてロシアW杯を経験した。まさかのグループステージ敗退の悔しさを胸にリーグでさらなる成長を遂げることができれば、個人タイトルも夢ではない。
ニルス・ペーターゼン(フライブルク)15ゴール
Gettyレヴァンドフスキ以外に候補を挙げるとすれば、昨季は得点ランキングで2位につけたペーターゼンもその一人だろう。29歳のストライカーはどこまで絶対王者のエースに迫ることができるかも注目だ。
■ブックメーカーオッズ
大手ブックメーカーBet365の予想(2018年8月4日時点)ではやはり絶対王者のエースストライカーが圧倒的有利となっている。次点ではヴェルナーとなっているが大きく離れており、対抗馬というよりは大穴と見ているようだ。
ロベルト・レヴァンドフスキ 1.57
ティモ・ヴェルナー 12.0
ケヴィン・フォラント 21.0
ニルス・ペーターゼン 26.0
香川真司 67.0
■歴代得点王
過去5年間の得点王を振り返っても3回をレヴァンドフスキが制している。唯一のライバルであったオーバメヤンもドイツを去り、2年連続でのタイトルはやはりポーランド代表ストライカーで決まりなのだろうか。
2017-2018 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)29ゴール
2016-2017 ピエール=エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)31ゴール
2015-2016 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)30ゴール
2014-2015 アレクサンダー・マイアー(フランクフルト)19ゴール
2013-2014 ロベルト・レヴァンドフスキ(ドルトムント)20ゴール
■日本人選手
香川真司(ドルトムント)
(C)Getty Images昨季は開幕はベンチスタートが多く、ようやく先発起用が増えてきた矢先に負傷離脱した影響もあり、わずか5ゴールに終わった。しかし、ロシアW杯では日本代表のエースとしてチームを決勝トーナメントに導き完全復活を印象づけた。日本時代にはJ2で得点王に輝き、2011-12シーズンにはブンデスリーガで13ゴールを記録した男の巻き返しに期待だ。
大迫勇也(ブレーメン)
(C)Getty Images昨季は所属チーム、ケルンの不調に引きずられるように調子を落とし、得点数も4にとどまった。しかし、ロシア・ワールドカップではコロンビア戦でゴールを挙げるなど評価を上げ、ブレーメンへと移籍。ブンデスリーガにとどまることになった。新天地では8番も与えられ、期待値も高い。デイヴィ・クラーセンやクラウディア・ピサーロも加わり、サポートも十分となれば、ゴール量産も夢ではない。
宇佐美貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
(C) Getty Images今季もフォルトゥナへのレンタル延長が決定。昨季は28試合で8ゴールをマークした。慣れ親しんだチームで、1部に昇格してもゴールを挙げられるのか注目が集まる。昨季は原口元気が加わってから調子を上げ、今季は“相棒”が不在となるのが数少ない懸念材料か。
原口元気(ハノーファー)
(C)Getty Imagesヘルタ・ベルリンで出番を失っていた原口は昨季、フォルトゥナへとレンタル移籍。そこでトップフォームを取り戻し、1部昇格に貢献した。多くのゴールを挙げる選手ではないが、チャンスメイクで違いを作れるタイプだけに、この10番の働き次第で、浅野の得点数にも影響を及ぼしてきそうだ。
浅野拓磨(ハノーファー)

昨季はシュトゥットガルトで完全に構想外となり、今夏は心機一転ハノーファーへと移籍した。すでにプレシーズンではゴールを量産しており、2トップの一角としてのポジションを確立しつつある。開幕スタメンを獲得し、出場機会さえ与えられれば、一定の得点数も期待できる。原口との日本人ホットラインがどこまで開通するかも見ものとなる。
オーバメヤンに代わり、レヴァンドフスキに対抗できる選手が出てくるのか、それとも大方の予想通りバイエルンのエースが今季も得点ランキングを独走するのか、ブンデスリーガでのストライカーたちの争いから目が離せない。
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