イタリアサッカー連盟（FIGC）の副会長アレッサンドロ・コスタクルタ氏は、5月に次期代表監督が決定すると明かした。
昨年11月、1958年のスウェーデン大会以来60年ぶりにワールドカップ出場を逃したFIGCは、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を更迭。以降、2月まで代表指揮官は空席が続いていたが、現在暫定的にU-21のルイジ・ディ・ビアージョ監督にチームの指揮を託している。
アントニオ・コンテ監督、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督、カルロ・アンチェロッティ監督、ロベルト・マンチーニ監督ら数多くの候補者が挙がるものの、長期的にチームを任せられる指揮官は未だ見つかっていない。さらに、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督やナポリのマウリツィオ・サッリ監督の招へいにも興味を示したコスタクルタ副会長は、5月には正式に代表監督を決定すると会見で話した。
「新監督の名前を発表するのは5月20日になるだろう。ディ・ビアージョよりも優れた人材を見つけ出すことができれば、その人物にチームの指揮を託すつもりだ」
また、ディ・ビアージョ監督続投の可能性についても触れ「彼は年々成長している素晴らしいコーチで、協会の中の地位を高めている。彼がこのまま新監督に就任する可能性もあるし、コーチとしてチームに留まる可能性もある。才能に恵まれた彼を連盟に強く推す可能性だってある」と話している。
5月に新指揮官が発表された場合、6月に予定されているフランスとオランダとの強化試合で初陣を切ることになるようだ。
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