Getty Images『スカイスポーツ』の番組「マンデーナイトフットボール」でジェイミー・キャラガー氏はトッテナム対チェルシー戦を分析し、トッテナムは敗北時に「勇気、自信、能力」を欠いていたと指摘した。
さらに夏の補強選手であるジョアン・パリーニャとシャビ・シモンズの精彩を欠いたプレーも批判。しかしスパーズはこの敗戦に見事な反撃を見せ、4日のUEFAチャンピオンズリーグでデンマークのコペンハーゲンを4-0で粉砕した。
AFP試合後の記者会見で、トーマス・フランク監督は『GOAL』からキャラガー氏の分析と辛辣なコメントを見たかどうか尋ねられた。
するとフランク監督は「いや、見ていない。彼のコメントは見ていないので、それについて特に言うことはない。解説者は解説者だ。試合について何か言わなければならない。私自身も時々解説者になったことがあるが、ピッチサイドに立って指示を出すより、解説者である方が楽だ」とコメントした。
ブレナン・ジョンソンとウィルソン・オドベールのゴールで、スパーズはコペンハーゲンに対して2点のリードを築いた。しかし、VAR のレビューの結果、マルコス・ロペスの踵へのハイタックルで、ジョンソンが退場処分となった。
しかし、ホームチームは粘り強く戦い、ミッキー・ファン・デ・フェンの驚異的なソロゴール、そして交代出場したパリーニャのゴールで、さらに2点を立て続けに決めた。
「今日は良いパフォーマンスを見ることができ、満足している」とフランク監督は付け加えた。
「我々は『立ち直るメンタリティ』についてよく話している。人生もサッカーも挫折はつきものだからだ。どのチームもそれを経験する。重要なのは、悪い試合や悪い時期を経験した後、どう反応し、立ち直るかだ。それが良いチームの一員であるということだ。 今日の選手たちの反応には非常に満足している。ほぼ試合開始から終了までゲームを支配できた。もちろん退場処分はあったが、ミッキーがそれを問題にしないことを決めてくれた!そして我々はチャンピオンズリーグで非常に価値ある勝利を収めた。これは容易なことではない。 コペンハーゲンは開幕から調子が上がっていないが、彼らは基本的に非常に手強い相手だ。彼らが4-0で負ける姿はまず見られないだろうと確信している」
フランク監督はまた、ジョンソンを退場させた判断について問われると、レッドカードが提示された理由は理解できると認めつつも、退場処分に値するものではなかったと考えていると述べた。
「レッドカードが出される理由は理解できる。だが以前も話した通り、静止画ではスパイクが脚に食い込んでいる様子がレフェリーの目に最初に映る。そこが悪く見えるんだ」
「ブレナンに無謀さはなかった。スライディングタックルで飛び込んだ際、『なぜチャンスを与えるのか?』と言われるかもしれないが、彼が飛び込んだ時点で、文字通り前方に足はなかった。だから滑り込んだ後、相手が踏み込んだことで、その後見た目が悪くなったのだ。少し不運だったと思うし、厳しい判定だったと思う」
AFPトッテナムはコペンハーゲン戦に臨むにあたり、過去5試合(全大会)でわずか1勝という不振が続いていた。フランク監督の実用主義的なアプローチも批判の的となっていた。
しかし今回の圧倒的な勝利とパフォーマンスは、少なくとも数日間は懐疑論者を黙らせるだろう。次節プレミアリーグでは土曜日にマンチェスター・ユナイテッドがホームに乗り込んでくる。
両チームの対戦は昨季のUEFAヨーロッパリーグ決勝以来となる。あの試合ではジョンソンが前半にゴールを奪った。トッテナムはユナイテッドとの過去7試合で無敗を維持しており、2024-25シーズンだけでも3つの異なる大会で4度勝利している。
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