クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシは2022年カタールワールドカップ(W杯)でプレーするのか？

フットボールフィールドを彩ってきた最高の選手であるクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシのキャリアは晩期に突入した。

両選手ともに光り輝くトロフィーキャビネットにワールドカップトロフィーを置くスペースを残したままだが、2022年カタール大会で彼らの姿を私たちが見ることができるのだろうか？

今回、『GOAL』ではその可能性を探ってみる。

カタールで行われる2022年ワールドカップが開催される頃、C・ロナウドは37歳、メッシは35歳になる。

ヨーロッパのプロフットボール選手たちのほとんどが30歳代前半から半ばでそのキャリアに終止符を打つが、C・ロナウドとメッシには当てはまりそうもない。両選手ともにいつ頃にスパイクを完全に脱いでしまうのかと予想できるほどの衰えはない。

しかし、彼らは超人的な能力をピッチ上で見せる“GOAT（史上最高の選手）”だが、生涯にわたりプレイングキャリアを続けることはもちろん不可能だ。

仮にC・ロナウドとメッシが2022年ワールドカップのピッチに立つことになれば、これが最後の国際大会になると言っても過言ではない。キャリアに幕を閉じることはまだ考えられていないことから、ワールドカップ前に引退を表明することはまずないと断言できることは心強い兆候と言ってもいいだろう。

両選手ともにそれぞれの代表チームで依然としてワールドカップを勝ち取ってはいないことから、ラストチャンスとなる可能性のある今大会への思いは特別だ。

C・ロナウドは未だワールドカップトロフィーに名を刻めていないが、EURO2016と2019年のUEFAネーションズリーグで優勝を飾った。

以前にC・ロナウドは「7年前、フットボール選手の寿命は30-32歳までだったけど、今は40歳でもピッチに立つ選手を見つけることができる」と、予想される引退時期を超えてもフットボールキャリアを続けたいと公言していた。

「フィールド上で僕の身体が的確に反応しなくなれば、ここから離れる時間なんだろう。フィールド上での僕の成功はハードワークとライフスタイルのたまものだ。僕は継続してメンタルとフィジカルの能力を改善するために取り組んでいる。フットボールからリタイアした後でも僕自身を継続して高めたいと考えている」

「新しいことを学び、難しいチャレンジに向かい合い、それを乗り越えるための解決策を見つける努力をするために50歳を超えても生きていると願っている。新しいことを学びたいと常に考えているし、このために僕は常に努力している。常に自分自身を鍛えたい。なぜなら本当にたくさんの疑問の答えを見つけたいからだ。他人の良いところから学ばないといけないし、このことは僕が今手にしているものを成し遂げるための重要な一部だった」

一方のメッシも、今夏のコパ・アメリカ優勝で長年続いていた代表チーム無冠に終止符を打った。2014年大会でドイツの前に涙をのんだもののW杯ファイナルにたどり着いている。

対して、メッシは自身の引退時期についてあまり多くを語ろうとはしないが、バルセロナの元チームメイトであるシャビは、35歳になってもアルゼンチン代表FWが2022年カタール・ワールドカップでプレーすると断言している。

「レオは彼が望むまでプレーできると思う。フィジカルレベルに関しては、彼はまだ俊敏で、強靭。彼は負けず嫌いなビーストであり、アニマルだ。2022年のカタールで彼がプレーすることに疑いはない」

『GOAL』では大陸別予選の最新情報を随時更新している。

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