ジュード・ベリンガムは常に成長しようとしてきたが、これほどまでになるとは誰も予想していなかっただろう。レアル・マドリーに加入して5カ月、バロンドールの最有力候補とまで言われるようになったのだ。ソリフル出身の20歳はスペインのトップリーグで大活躍し、再びチャンピオンズリーグ制覇を狙うレアル・マドリーに、とてつもないインパクトを与えている。
だが、サンティアゴ・ベルナベウでの生活を恐ろしいほど好調に始めたベリンガムに、休息の時が訪れた。プレミアリーグと違い、ラ・リーガの選手たちはクリスマス前後に2週間の休暇が与えられるのだ。12月21日に2023年最後の試合を終えたレアル・マドリーが次にピッチに立ったのは、1月3日のマジョルカ戦だった。
ベリンガムも休暇を大いに楽しんだようで、1分1秒を有効に使って弟の応援にイングランドへ戻ったり、短いクリスマス休暇を堪能したりした後、これからの6カ月に必要な準備をしたようである。






