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ケインがついにトロフィー獲得へ…コンパニ率いるバイエルンは本物か

バイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘルの後任探しは茶番劇となり、シャビ・アロンソ、ユリアン・ナーゲルスマン、ラルフ・ラングニック、オリヴァー・グラスナーに断られて恥をかいた後、最終的にチームを去ろうとする監督に翻意を促すほどだった。

そして5月9日、自暴自棄のバイエルンはとてつもない衝撃をもたらした。哀しいかな、バーンリーをプレミアリーグから降格させてしまったばかりのヴァンサン・コンパニ監督を新監督に指名したのである。昨シーズンのバーンリーの得点はわずかに41、78失点を喫して、勝ち点を24しか積みあげることができなかった。

解説者や元選手たちは彼の就任に仰天したが、ペップ・グアルディオラは違った。「私は彼の仕事ぶり、人格、専門知識に最大限の賛辞を送る」と、マンチェスター・シティの監督は、かつて自らのもとでキャプテンをし、バーンリーに行く前に生まれ故郷のクラブであるアンデルレヒトの監督をしていたコンパニについて言った。「バーンリーで降格の憂き目に遭ったことは関係ない」

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バイエルンも同じだった。そして彼らが反対派を無視したことは正しかったようである。コンパニ監督はアリアンツ・アレーナで指揮を執り始めると、記録的なスタートを切った。