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Chelsea season ratings GFXGetty/GOAL

今季のチェルシー全選手評価ランキング:復活のカイセドから不調のサンチョまで

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2024-25シーズンは波乱万丈のシーズンだったが、チェルシーは最終的にチャンピオンズリーグ復帰と3年ぶりとなるタイトル獲得を果たし、チームとしてうまくいったシーズンだった。昨夏に就任したエンツォ・マレスカ監督は、目標をすべて達成した。

シーズン後半に自滅寸前まで追い込まれたものの、ブルーズは最終節のノッティンガム・フォレスト戦でプレミアリーグのトップ5入りを確定させ、3日後にはポーランドのヴロツワフでレアル・ベティスを逆転勝利で破り、リース・ジェイムズがカンファレンスリーグのトロフィーを掲げた。

チャンピオンズリーグ復帰とトロフィーの獲得は、クラブの関係者全員にとって非常に満足のいくものとなるだろう。しかし個人レベルでは、称賛に値する選手は誰で、目標を達成できなかった選手は誰だろうか。シーズンを通して安定した圧倒的なパフォーマンスを披露した選手もいれば、序盤は好調だったものの後半に失速した選手もおり、全く影響力を発揮できなかった選手も大勢いた。

2024-25シーズンが終了した今、チェルシーの全選手を貢献度に基づいて評価し、ランキングを発表しよう。

  • Omari Kellyman Chelsea 2024-25Getty Images

    29オマリ・ケリーマン:評価不可

    チェルシーの忘れられた男。オマリ・ケリーマンは、昨夏アストン・ヴィラから移籍した選手だが、両クラブがプレミアリーグの『収益性と持続可能性に関する規則』(PSR)を回避するための冷酷な戦略と見られた移籍だった。この攻撃的MFはケガのため2024-25シーズンにブルーズで1分もプレーしていない。

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  • Mathis AmougouGetty Images Sport

    28マティス・アムグー:評価不可

    チェルシーの1月の唯一の補強選手であるマティス・アムグーは、マレスカ監督が必ずしも欲しかった選手ではなかったという印象が強く残っている。チェルシーにまた若手が加わったわけだが、この10代のMFはほとんど出場機会を与えられず、3月中旬以降、プレミアリーグの試合の登録メンバーにも選出されなかった。

  • Chelsea FC v Manchester City FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    27マルク・ギウ:評価不可

    チェルシーが昨夏にバルセロナからわずか600万ポンド(約11億円)で獲得したマルク・ギウは、まさに「お買い得」と評された選手だったが、スタンフォード・ブリッジでのスタートは順調とはいかなかった。このストライカーの出場機会は主にカンファレンスリーグに限定され、6試合で6得点をマークしたが、2月に負った深刻なハムストリングの負傷により成長が妨げられている。

  • Mykhailo Mudryk ChelseaGetty

    26ミハイロ・ムドリク:2/10

    可哀想なミハイロ・ムドリク。2024-25シーズンは、この不運なウイングがようやく状況を好転させるシーズンになるかもしれないという希望は、12月に薬物検査でひっかかり一時的に出場停止処分を受けたことで消え去った。この処分により彼のシーズンは終わりを告げ、現在も正式な判断を待っている状態である。

  • Joao Felix ChelseaGetty Images

    25ジョアン・フェリックス:2/10

    ジョアン・フェリックスは4,600万ポンド(約89億円)の完全移籍で、かつてのレンタル移籍先であるチェルシーに加入したことが大きな話題を呼んだ。しかし、彼を先発メンバーに起用する明確なポジションはなかった。結局、1月にACミランに移籍したものの全くインパクトを残せず、チェルシーはこの捉えどころのないストライカーを活かしきれないクラブの仲間入りをしたのだった。

  • Renato Veiga ChelseaGetty Images

    24レナト・ベイガ:3/10

    レナト・ベイガのチェルシーでのキャリアは興味深いものだった。この若く多才なポルトガル代表DFは、シーズン前半には様々な短時間での出場で印象を残し、長期的な戦力として期待されたが、1月には、センターバックとして先発できる実力がついたとの自己判断でユヴェントスへのレンタル移籍を希望し、その願いはかなえられた。

  • Robert Sanchez Chelsea 2024-25Getty

    23ロベルト・サンチェス:4/10

    2024-25シーズン全体を通して、しばしばスタンフォード・ブリッジで社会の敵とされた背番号1のGKロベルト・サンチェスは、チェルシーのサポーターに数えきれないほど心臓が止まるような瞬間をもたらした。このスペイン代表GKは、素晴らしいセーブもいくつか見せたものの、リーグ戦では、失点につながったミスが最多タイ(5回)という結果に終わった。

  • Chelsea FC v Shamrock Rovers FC - UEFA Conference League 2024/25 League Phase MD6Getty Images Sport

    22アクセル・ディサジ:4/10

    マレスカ監督は、守備面でしばしば扱いにくいアクセル・ディサジを全く評価しておらず、このフランス代表選手の出場時間の大半はシーズン前半のカンファレンスリーグと国内のカップ戦だった。1月にアストン・ヴィラへレンタル移籍されたことは、チェルシーでの期待外れの期間の終焉を意味する可能性が高い。

  • Chelsea FC v FC Noah - UEFA Conference League 2024/25 League Phase MD3Getty Images Sport

    21ブノワ・バディアシル:4/10

    マレスカ監督から評価されていなかったもう一人のDFブノワ・バディアシルは、ハムストリングスを負傷する前と後でカップ戦に起用されていた。このセンターバックは集中力の欠如が指摘されており、リーグ戦の終盤には全く出場させてもらえず、スタンフォード・ブリッジでの日々は確実に終わりに近づいている。

  • Newcastle United v Chelsea - Carabao Cup Fourth RoundGetty Images Sport

    20キアナン・デューズバリー=ホール:4/10

    キアナン・デューズバリー=ホールは、おそらくマレスカ監督に続いてチェルシーに移籍したことを後悔しているだろう。イタリア出身監督のシステムに「完璧にフィットする」ボックス・トゥ・ボックスでピッチを往復するMFとして獲得されたこの元レスター選手は、おそらくは予想どおり、先発に固定されているコール・パーマーとエンソ・フェルナンデスを超えられず、リーグ戦にはほとんど出場できなかった。ただし、カンファレンスリーグの優勝は彼にふさわしかった。

  • Filip JorgensenGetty Images Sport

    19フィリップ・ヨルゲンセン:5/10

    チェルシーの最新の控えGKフィリップ・ヨルゲンセンはカップ戦では信頼できる守護神として大いに活躍したが、サンチェスの不調を活かせなかった。2月にトップ5争いのライバルであるアストン・ヴィラに1-2の逆転負けをした試合で後半に致命的なミスを犯したことで、背番号1のユニフォームを着るチャンスをほぼ失った。

  • FBL-ENG-PR-ARSENAL-CHELSEAAFP

    18クリストファー・エンクンク:5/10

    チェルシーのファンは、クリストファー・エンクンクに一体何が起こっているのかと首を傾げることだろう。カップ戦では2桁得点を記録したものの、プレミアリーグでは自信を失った様子が目立ち、ケガに悩まされたデビューシーズンに次いで大きな失望となった。彼の未来はスタンフォード・ブリッジを離れる方向にあるようだ。

  • Romeo Lavia Chelsea 2024-25Getty

    17ロメオ・ラヴィア:5/10

    ロメオ・ラヴィアの2023-24シーズンはケガに悩まされ、出場機会が限られた最悪のシーズンだった。そのため、体調的には継続的な問題を抱えながらも、より多くの出場機会を得られたことは、このMFにとって大きな喜びとなるだろう。ベルギー代表のラヴィアは、コンディションが整った状態ではチームに大きな影響を与え、ブルーズの最も良い時期を演出した。

  • Newcastle United FC v Chelsea FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    16マロ・ギュスト:5/10

    マロ・ギュストにとって、目立った活躍はなかったものの堅実なシーズンであった。この若き右サイドバックにはもっと大きな可能性があるという印象が続いている。1対1の守備では優れた能力を発揮するものの、最終的なフィニッシュの精度に大幅な改善が望まれる。常に攻撃に参加しようとする姿勢は評価できるが、このフランス代表選手のシーズン通してのアシスト数はわずか2だった。

  • chalobahGetty Images

    15トレヴォ・チャロバー:5/10

    クリスタル・パレスへのレンタル移籍で成功した後、1月に驚異的なスピードで復帰したトレヴォ・チャロバーは、スタンフォード・ブリッジに戻ってから同じような活躍はできなかったが(いつものことである)、マレスカ監督がセンターバックの選手たちをローテーションさせる中、信頼できる存在ではあった。残念ながら、彼の未来は今夏、再び不透明になるだろう。

  • Wesley Fofana Chelsea 2024-25Getty

    14ウェズレイ・フォファナ:5/10

    ラヴィア同様、ウェズレイ・フォファナもただピッチに戻れただけで大喜びだっただろう。しかし、再びケガの呪いに襲われ、手術を余儀なくされたため、半分も経たないうちにシーズンを棒に振ることになってしまった。レヴィ・コルウィルとの強力なセンターバックのコンビが形成されつつあった矢先のことだったため、本当に残念だった。

  • Djurgarden v Chelsea FC - UEFA Conference League 2024/25 Semi Final First LegGetty Images Sport

    13ジェイドン・サンチョ:5/10

    ジェイドン・サンチョのチェルシーへのレンタル移籍は、非常に有望なスタートを切ったものの、結局は親クラブであるマンチェスター・ユナイテッドの忍耐が尽きる原因となる平凡なパフォーマンスに戻ってしまった。プレミアリーグで8得点に貢献したことは派手ではないものの及第点と言えるが、ブルーズが彼を残すかどうかは依然として不透明だ。

  • Newcastle United FC v Chelsea FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    12ニコラス・ジャクソン:5/10

    賛否両論を呼ぶチェルシーのセンターFWニコラス・ジャクソンにとって、まさに謎に満ちたシーズンだった。プレミアリーグの16試合で9得点をマークする爆発的なスタートを切った一方、その後は4カ月以上も得点できないという不可解な状態に陥った。結局、このストライカーは2023-24シーズンよりも5得点少ない成績でシーズンを終え、シーズン終盤の出場停止処分が大きな痛手となった。

  • Chelsea FC v Southampton FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    11トシン・アダラビオヨ:6/10

    チェルシーの守備に経験とリーダーシップをもたらすためフリーで加入したトシン・アダラビオヨは、特に間違ったことはしなかったが、必ずしも変化をもたらす存在ではなかった。しかし、彼の後方での冷静な判断はチームに不可欠であり、ボール扱いのうまいセンターバックとしてマレスカ監督のシステムに適していた。

  • Chelsea FC v Djurgarden - UEFA Conference League 2024/25 Semi Final Second LegGetty Images Sport

    10ジョシュ・アチャンポン:6/10

    リーグ戦での目立った活躍はなかったものの、2024-25シーズンは守備の有望株であるジョシュ・アチャンポンにとって飛躍のシーズンとなった。マレスカ監督はこの19歳の若手をカンファレンスリーグで重用し、不透明な事柄を解消するための契約にサインしたことで、トップチームに呼ばれることとなった。

  • Chelsea FC v Djurgarden - UEFA Conference League 2024/25 Semi Final Second LegGetty Images Sport

    9タイリーク・ジョージ:6/10

    アチャンポンの親友にしてアカデミーの同期生でもあるタイリーク・ジョージも、今シーズン、トップチームで大きな一歩を踏み出した。ムドリクの出場停止を受けて頭角を現したこのウイングは、カンファレンスリーグで活躍し、プレミアリーグのフラム戦で見事なゴールを決めて勝利に貢献した。

  • Djurgarden v Chelsea FC - UEFA Conference League 2024/25 Semi Final First LegGetty Images Sport

    8リース・ジェイムズ:6/10

    リース・ジェイムズにとって決して最高のシーズンではなかったが、最も重要なことは、チェルシーのキャプテンがほぼケガなくシーズンを乗り切れたことだ。適切に管理されたリハビリを行い、ボーンマス戦での得点やマンチェスター・ユナイテッド戦での素晴らしいアシストといった重要な場面で存在感を示した。

  • Newcastle United FC v Chelsea FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    7ペドロ・ネト:6/10

    ペドロ・ネトはプレーに安定性を欠いたものの、チェルシー最大の攻撃的脅威として頻繁に存在感を示し、プレミアリーグで自己最高の得点数を記録した。ポルトガル代表のネトは、負傷離脱したジャクソンの代わりのストライカーとして見事に役目を果たし、特に後半戦で印象的なパフォーマンスを披露した。

  • Djurgarden v Chelsea FC - UEFA Conference League 2024/25 Semi Final First LegGetty Images Sport

    6ノニ・マドゥエケ:6/10

    今シーズンのチェルシーのウイングたちにとって安定したプレーをすることは得意ではなかったかもしれないが、調子が良ければリーグで最も優れた選手たちである。ノニ・マドゥエケは、フィニッシュは失敗することがあったとしても右サイドからの大きな脅威となっていた。ウルブズを6-2で破った試合でのハットトリックが見事だった。

  • Levi Colwill(C)Getty Images

    5レヴィ・コルウィル:6/10

    まだ22歳のレヴィ・コルウィルにはまだ少し軽率で粗削りな部分があるが、大幅に改善されたチェルシーの守備陣でほぼ欠かさず起用されていた。前述のフォファナとのコンビには可能性があり、コブハム・トレーニングセンター出身のコルウィルの成長にはクラブも満足していることだろう。

  • Real Betis Balompie v Chelsea FC - UEFA Conference League Final 2025Getty Images Sport

    4エンソ・フェルナンデス:7/10

    スタンフォード・ブリッジで1年半の平凡なシーズンを過ごした後、2024-25シーズンのエンソ・フェルナンデスは、ようやく彼の真骨頂に近づいたように感じられた。アルゼンチン代表のフェルナンデスはほぼ全試合に出場し、チームのために壁を突き破るようなプレーをし、キャプテンマークを巻くことも多かった。プレミアリーグで6得点7アシストという成績は非常に素晴らしい。

  • Chelsea FC v Ipswich Town FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    3マルク・ククレジャ:7/10

    マルク・ククレジャは、EURO2024の大活躍は偶然の産物だろうと疑っていた連中を黙らせ、好調を維持して、クラブでも活躍し続けた。この左サイドバックは、シーズンを通して安定した力強いパフォーマンスを発揮し、リーグ屈指のウイングの選手たちに対しても堂々と立ち向かい、重要な5得点を記録した。

  • FBL-EUR-C4-REAL BETIS-CHELSEAAFP

    2コール・パーマー:7/10

    数字的には、コール・パーマーにとって明暗両方のあるシーズンだった。しかし、チェルシーの試合を定期的に観戦している人なら、彼が依然として影響力のある選手だったことは明白だ。特に、カンファレンスリーグ決勝での活躍がそれを物語っている。2023-24シーズンほどのピークに達しなかったのは事実だが、パーマーはブルーズで最も重要かつ才能豊かな攻撃的選手であり続けており、リーグ戦で24得点に貢献したことは決して軽視すべきではない。

  • Newcastle United FC v Chelsea FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    1モイセス・カイセド:9/10

    間違いなく、チェルシーのシーズン最優秀選手である。厳しいデビューシーズンを経て、モイセス・カイセドの1億1,500万ポンド(約222億円)の移籍金について誰も話題にしなくなったのには理由がある。それは彼が、チェルシーが期待していたワールドクラスの中盤の破壊者に成長したからだ。声を大きくしては言えないかもしれないが、カイセドは今やこの世界で最高の選手のひとりである。