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レアル・マドリーの次期監督は?現地メディアが「ジダン式」で3人のOBを候補予想

レアル・マドリーの次期監督について、『マルカ』が候補を挙げたようだ。

現在レアル・マドリーの監督を務めているカルロ・アンチェロッティ監督は同クラブにおいて確固たる地位を築いている。2021年に2度目となる監督就任を果たすと、リーグ優勝とチャンピオンズリーグの2冠を達成。その他にも2つのタイトルを獲得し、現在クラブワールドカップに参戦中。同大会を優勝すれば、復帰後5回目の優勝となり、1度目の2013年〜2015年の在任期間4回の優勝を上回ることになる。

アンチェロッティ監督の現行契約は2024年夏までとなっており、現状は契約満了まで任期を全う見込みだと見られている。同メディアは、後任となる監督は「ジダン方式」になると指摘。ジネディーヌ・ジダン前監督は下部組織からの内部昇格で数々のタイトルを獲得していることから、既にクラブの精神を知る下部組織指揮官、若しくは下部組織の監督を務めたOBを迎えるのではと予想。

『マルカ』の考える3人の後任候補は以下の通り。

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    ラウール・ゴンザレス

    現在、レアル・マドリーのBチームにあたるカスティージャの監督を務めているクラブのレジェンド。

    現役引退後、2018年からレアル・マドリーの下部組織で各カテゴリーの監督を歴任。2020年にはカスティージャでクラブ史上初のユースリーグ優勝に導いた。

    今シーズンで同チームを率いて4シーズン目。トップチームの監督となる筆頭候補だと見られている。

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    シャビ・アロンソ

    元スペイン代表で、ワールドカップ優勝経験を持つMF。2018年8月にレアル・マドリー・インファンティルA(U-14カテゴリー)の監督に就任。

    2018-19シーズンにリーグ戦無敗優勝を達成する手腕を見せると、翌シーズンにレアル・ソシエダBの監督に。就任2シーズン目にはクラブにとって半世紀ぶりとなる2部昇格の偉業を成し遂げた。

    今シーズン途中の10月からは、バイヤー・レヴァークーゼンの監督に就任してブンデスリーガに挑戦中。就任時は降格圏内に低迷していたものの、現在10位と浮上に導いている。

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    アルバロ・アルベロア

    レアル・マドリーの下部組織出身。同クラブで100試合以上に出場し、キャプテンマークを巻いたこともあるDF。

    2019年、指導者に転身してレアル・マドリーのインファンティル(U-14)の監督に就任し、2022年にフベニールA(U-19)監督を務める。

    就任初年度ながら、現在公式戦27試合を戦って既に100ゴールを記録する偉業を達成。1試合辺り3.7得点という破壊的な数字を残している。