明治安田生命J1リーグは第19節が行われ、横浜F・マリノスと湘南ベルマーレが対戦した。
18節を終えてJ1首位に君臨する横浜FM。現在5連勝中と並に乗る中で後半戦を迎え、ファーストマッチが"神奈川ダービー"に。約1年ぶりとなる6連勝を目指す。
対する湘南は、6月29日にブンデスリーガ2部・ホルシュタイン・キールへの完全移籍が発表された町野修斗の国内ラストゲームに。12試合未勝利からの脱却を目指す。
スコアが動いたのは早々の6分。エリア右手前でボールを受けた松原が右足を振り抜く。低い弾道の強烈なシュートがネットに突き刺さり、横浜FMが先制に成功する。
10分、湘南の自陣エリア内でのビルドアップ中にGKがパスミス。ヤン・マテウスがボールを拾ってA・ロペスに送る。A・ロペスがきっちりと押し込んで横浜FMが追加点を奪った。
湘南は26分に反撃。町野が自ら持ち上がり、相手を股抜きで剥がしてシュートを打つも、バーの上を越える。
44分に横浜FMが波状攻撃。崩しからのエウベルのシュートはGKボムグンが止め、こぼれ球に反応したA・ロペスのシュートとボムグンがセーブ。さらに、そのこぼれ球からのヤン・マテウスのシュートもボムグンが止めてみせた。
後半に入った51分、ヤン・マテウスのカットインからのクロスにA・ロペスがバックステップしながら頭で合わせる。山なりの弾道となったボールはゴールに吸い込まれ、横浜FMが3-0とする。
73分、湘南がPKを獲得。キッカーを務めるのは町野。古巣横浜FMに対して"置き土産弾"を決めた。
しかし、横浜FMは反撃を許さず。直後の77分に水沼のシュートのこぼれ球を植中が押し込んで得点。再びリードを3点とした。
試合はこのまま終了。圧巻の強さを見せつけた横浜FMが1年ぶりとなるリーグ戦6連勝を飾っている。
