Syuto-Machino(C)Getty Images

移籍前ラストマッチでゴール…湘南、町野修斗がドイツ挑戦へ意気込む「町野に出せば"決めてくれる"イメージを持ってもらえるように…」

湘南ベルマーレFW町野修斗が、横浜F・マリノス戦を振り返っている。

明治安田生命J1リーグは第19節が行われ、横浜FMと湘南が対戦した。

18節を終えてJ1首位に君臨する横浜FM。現在5連勝中と並に乗る中で後半戦を迎え、ファーストマッチが"神奈川ダービー"に。約1年ぶりとなる6連勝を目指す。

対する湘南は、6月29日にブンデスリーガ2部・ホルシュタイン・キールへの完全移籍が発表された町野修斗の国内ラストゲームに。12試合未勝利からの脱却を目指す。

試合は松原健のミドル弾、アンデルソン・ロペスの2ゴールと植中朝日のJ初ゴールで横浜FMが4発。圧巻の強さを見せつけた横浜FMが1年ぶりとなるリーグ戦6連勝を飾っている。

町野は欧州移籍前ラストマッチで古巣相手にPKで得点も、湘南ベルマーレは白星を飾れず。13戦未勝利となった。

試合後に町野がインタビューに応じ、チームについてや移籍について様々な思いを語った。

13戦未勝利となった結果については「最後になんとか、この悪い流れを断ち切ってドイツに行きたかったんですけど…自分の実力不足もあって、悪い流れのままチームを離れることになって申し訳ないです」と落胆した様子を見せ、肩を落とした。

「けど、やってくれると信じてますし、僕もチームは変わりますし、厳しい環境に行くので。切り替えてやっていかないといけないです」と今後の湘南への期待も口にしている。

今季9得点を挙げたシーズン前半戦を振り返るように問われると「僕の理想はなんでもできる選手でした。その中で今シーズンは結果が…得点は重ねてますけど、チームとして勝利に貢献できたのかっていうと、結果が物語ってるので、実力はまだまだなんじゃないかなと思います」と厳しい表情を見せた。

「この連敗に対して、すぐ切り替えるのはかなり難しいんですけど、チームが変わって向こうにに行けば助っ人になるわけなんで。自分の持ち味を出せるように、切り替えてやっていくしかないですね」

移籍先となるブンデスリーガ2部とホルシュタイン・キールについては、次のように印象を語った。

「かなりタイトにボールに来るっていう中で、自分の技術であったり、背負う部分はまだまだ成長するために向こうに行くつもりなので」

「そういった面を成長させながら、監督にはストライカーなのでやっぱりゴールを求められている。まずは、選手から信頼を得られるように。そうしないと、やっぱりパスとか出てこないと思うので。町野に出しておけば決めてくれるっていうイメージをみんなに持ってもらえるように、練習からやっていきたいです」

最後に、6月シリーズは未招集となった日本代表へ対する強い思いを明かした。カタール・ワールドカップメンバーとしてベスト8の壁を越えられなかった悔しさを胸に、今後の代表活動へ意気込んでいる。

「自分の良さを海外の屈強なディフェンダーに対しても、通用するようなレベルに行きたいですし、目標はやっぱりまた日本代表に戻って、代表のストライカーになることなので。それに必要な部分は何か、常に考えながら成長したいです」

「1番の目標はまずそこ(W杯)なので、まずはメンバーに入れるように。それまでの活動でも、中心でやれるようにしたいですし、まずメンバーに入って、チームの目標、越えたことのない壁を自分のゴールで超えられるような選手になりたいです」

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