横浜F・マリノスFWマルコス・ジュニオールが、クラブ愛を強調した。
8日、明治安田生命J1リーグは第7節が開催され、横浜F・マリノスと横浜FCが対戦した。
前節、セレッソ大阪戦に敗れて今季2敗目を喫した横浜FMとここまで2分4敗と未勝利が続く横浜FCが激突する"横浜ダービー"。両者ともに勝ちが欲しい状況でのダービーマッチに。
試合はM・ジュニオール、アンデルソン・ロペス、エウベルの外国人3選手が圧巻の5発。横浜FMが"横浜ダービー"を5-0で制し、横浜FCは開幕7戦未勝利となった。
2019年に横浜FMに完全移籍で加入したM・ジュニオール。加入1年目から15ゴールを挙げて15シーズンぶりの優勝に大きく貢献した。
しかし、2022年は負傷の影響で出場時間が減り、FW西村拓真にポジションを譲ることに。23試合に出場してノーゴールに終わる不遇のシーズンを過ごした。
今季もリーグ戦6戦全てで途中出場となり、この試合が初先発に。昨年10月以来の先発に、ゴールという結果で期待に応えたM・ジュニオールが試合後、取材に応じ「やっぱりいい結果が出るのは常にいいこと。今後のゲームでも続けばいい」と喜びを見せた。
また、苦しい時期を過ごしたことで移籍の噂も上がっていたものの、今季残留を決断したことについては、以下のように話している。
「自分にとってはチャレンジだと思っています。人によっては、例えば外に行くのもチャレンジです。今回はあのマリノスに残ってなんとか続けてやるとていうのは1つのチャレンジだと思っています。本当に好きなクラブでプレーできているので、なかなか簡単ではないですけど、それをチャレンジとして捉えて、なんとかこのチームでプレーしたいっていう思いで続けています」
「前にも言ったことはありますが、できればこのクラブで最後まで、辞める時(引退)までここでやっていきたいなっていう思いはあります」
