明治安田生命J1リーグは29日に第10節が開催され、横浜F・マリノスと名古屋グランパスが対戦した。
前節、首位・ヴィッセル神戸相手に0-2の状況から逆転勝利を収めた横浜FM。ホームで連勝を狙う今節は、現在J1最小失点の名古屋と激突。3位と2位の直接対決が実現した。
この試合では、Jリーグ公式戦では初めて主審と副審の3人を女性審判員が務めることに。山下良美主審、手代木直美副審と坊薗真琴副審が担当した。
試合は41分、森下のゴールで名古屋が先制するも、72分、喜田が同点弾。1-1で試合終了し、C大阪に勝利した広島が2位に浮上。横浜FMと名古屋は順位を一つずつ落とした。
試合後、横浜FMのケヴィン・マスカット監督が記者会見に出席。苦戦を強いられた試合を振り返った。
「前半を振り返ってみると、風の影響もあって助けにならなかった部分がありました。前にいける機会を上手く使えていなかった印象です。分析しないといけませんが、足りなかったと思います。同点になつてかも2点目を取りに行く姿勢があったことは良かったと思います」
また、上位対決への姿勢についても言及。「名古屋のような相手には、やはり先制することが鍵になると思います。自分たちの持つ、良いサッカーを表現していくことは後半見せられたと思いますし、これを続けていきたいです」と今後への意欲を見せている。
「時にはやりずらさを感じる試合があると思います。その中でも攻撃を続けていくことでチャンスが生まれていくと思いますし、後半は選手たちのキャラクターを見せられたと思います。続けていくことが大事です」
