明治安田生命J1リーグは29日に第10節が開催され、横浜F・マリノスと名古屋グランパスが対戦した。
前節、首位・ヴィッセル神戸相手に0-2の状況から逆転勝利を収めた横浜FM。ホームで連勝を狙う今節は、現在J1最小失点の名古屋と激突。3位と2位の直接対決が実現した。
この試合では、Jリーグ公式戦では初めて主審と副審の3人を女性審判員が務めることに。山下良美主審、手代木直美副審と坊薗真琴副審が担当した。
試合は横浜FMのポゼッションに対して、名古屋が激しくプレスを仕掛ける展開に。18分、エリア内に侵入したマテウスが角田に倒されるも、PKの笛は鳴らず。
28分、M・ジュニオールがドリブルで駆け上がりエリア手前からシュートを放つも、GKランゲラックに防がれる。
名古屋は41分、オーバーラップをしていた森下が、ドリブルからエリア内左に侵入。カットインから自らシュートを放ち、アウェイチームが先制する。
一点を返したい横浜FMは後半61分、3枚替えを遂行。M・ジュニオール、水沼、松原に代えて山根、ヤン・マテウス、西村を投入する。
68分、名古屋にアクシデント。酒井が負傷で交代となり、ユンカーがピッチに。同タイミングで永井に代わって和泉も投入された。
横浜FMは72分、エウベルが左敵陣深くからエリア内へパスを送る。このボールに反応した喜田が丁寧に押し込んで試合を振り出しに戻した。
両者追加点を目指すも、ゴールには至らず。1-1で試合終了に。この結果、C大阪に勝利した広島が2位に浮上し、横浜FMと名古屋は順位を一つずつ落とした。
