レアル・マドリーは30日にラ・リーガ第12節、敵地マルティネス・バレーロでのエルチェ戦に臨み、2-1の勝利を果たした。
クラシコには勝利したが、ラ・リーガここ4試合の成績は1勝2わけ敗と決して調子が良いとは言い切れないマドリー。問題は後方に下がるチームを相手にゴールを決めきれないことにあるが、アンチェロッティ監督はこの一戦で「休みを与える」との名目でゴールの稼ぎ頭ベンゼマを招集外としている。スタメンはGKクルトワ、DFルーカス・バスケス、ミリトン、アラバ、マルセロ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、FWアセンシオ、ヴィニシウス、そしてマリアーノで、システムはいつもの4-3-3を使用した。
マドリーは18分にロドリゴが負傷してアセンシオを投入することに。嫌な空気が流れるが、22分に相手のミスに乗じてその鋭いショートカウンターの威力を発揮した。エルチェの左サイドバック、モヒカの精度の低いパスを中盤のカセミロがダイレクトで前線のマリアーノに縦パス。マリアーノもビガスを引きつけながらダイレクトのヒールで横にボールを流し、フリーで走り込んだヴィニシウスが左足のシュートでネットを揺らした。ヴィニシウスは今季ラ・リーガ11試合出場で6得点。過去2シーズンは、64試合で同得点数を決めていた。
先制したマドリーはエルチェの反撃に遭いながらも、安定感のある守備で1点リードのまま前半を終える。後半、攻守が頻繁に入れ替わる展開を強いられるマドリーだったが、63分にクロースに対して危険なスライディングタックルを見舞ったラウール・グティが2枚目のイエローカードで退場となり、数的にも優位に立つ。アンチェロッティ監督は65分にL・バスケス、マルセロの両サイドバックをメンディ、カルバハルに代えた。
そしてマドリーは74分、試合を決定づける2点目を記録。クロース、次にモドリッチとボールを縦に縦に送り、ヴィニシウスがペナルティーエリア内左に侵入。そのままゴールライン近くまでドリブルを仕掛け、GKカシージャが迫ってくると右足のループシュートでネットを揺らした。ヴィニシウスはこれがラ・リーガ7得点目、公式戦14試合では9得点目となる。
アンチェロッティ監督は84分にモドリッチ、ヴィニシウスを下げてカマヴィンガ、アザールを投入。その直後にはカセミロのパスミスからペレ・ミジャに一矢を報いられたが、1点リードのまま終了のホイッスルを迎えた、2試合ぶり勝利で勝ち点を24としたマドリーは、1試合消化が多いレアル・ソシエダと並び、得失点差によって暫定で首位に立っている。




