2020-11-06-kubo(C)Getty Images

ビジャレアル、首位レアル・ソシエダとの好ゲームをドローで終える…久保建英は73分から出場

29日のラ・リーガ第11節、ビジャレアルは敵地レアレ・アレーナでのレアル・ソシエダ戦を1-1のドローで終えた。MF久保建英はラ・リーガでは4試合連続でベンチスタートとなり、73分から出場している。

今季ラ・リーガで、優勝争いを演じるような勢いのスタートを切ったチーム同士による好カード。どちらも緻密なプレーを展開していくため、ディテールが勝敗を分けることを予感させたが、前半はその通りにお互いPKからゴールを獲得する。

先制点を決めたのはビジャレアル。4分、ルーズボールから凄まじい勢いでペナルティーエリア内に侵入したエストゥピニャンがエルストンドに倒されて笛が鳴り、キッカーのジェラール・モレノがネットを揺らす。一方のソシエダは32分にレ・ノルマンがパウ・トーレスから腕で打撃を加えられてPKの判定となり、オジャルサバルが今季7点目(PKから5点)を決めた。

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ハーフタイム、エメリ監督は30分過ぎにレ・ノルマンから足を踏みつけられて痛めた様子のバッカを下げる。バッカが痛めた直後にはチュクウェゼと久保の2人がアップを始めたが、起用されたのは前者だった(システムを4-4-2から4-3-3に変更)。また55分にはマヌ・ロドリゲスとの交代でより守備的なM Fであるコクランもピッチに立たせている。

試合は一進一退の攻防が続き、1-1のまま時間が経過していく。そして73分に久保がペドラサとの交代で投入。4-3-3の左ウィングを基本ポジションとした。

久保は攻撃時、苦手とされる左サイドにとどまることなく、中央や右サイドでチュクウェゼ&G・モレノと連係を取りながら攻撃を仕掛けようとする。が、ソシエダの堅牢な守備もあって、本来持っているはずの相手にとっての怖さを感じられない。前を向く前にボールを失う場面が目立ち、最も良かったのはアグレシッブだった。

後半は結局スコアが動かず、ビジャレアルとソシエダは勝ち点1を分け合った。ビジャレアルは勝ち点20で3位、レアル・ソシエダは勝ち点24で首位に位置している。

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