チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う立場から一転して、今季には残留争いに巻き込まれているバレンシア。選手たちは耐え難いような思いで、この状況を過ごしているようだ。27日のラ・リーガ第25節ヘタフェ戦終了後、DFガブリエウ・パウリスタの涙と言葉が、そのことをまざまざと表していた。
クラブのオーナーであるピーター・リム氏が資金を出し渋り、極度の財政難に陥るバレンシア。チーム力の低下はもちろん、順位の低下に直結している。このヘタフェ戦を0-3で落としたバレンシアは勝ち点27で14位に位置しており、降格圏18位バジャドリーとは勝ち点6差。間違えば、2部降格の可能性も十分にある。
この状況を第一に嘆かわしく感じているのは、バレンシアの選手たちにほかならないのだろう。ヘタフェ戦後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたG・パウリスタは、敗北のショックから涙目で、次のように語っている。
「今季は困難で、とても難しいものになっている。僕たちはこのエンブレム、このクラブのために戦わないといけない。バレンシアは今みたいな状況にはふさわしくないんだ。僕たちはもっと努力をしないといけない」
そしてCL出場権から残留を争う立場になった心境を問われると、目からあふれる涙が止まらなくなり、言葉を詰まらせながら、こう語った。
「そんなことを耳にするのは辛い。分かるだろ? ……バレンシアのようなビッグクラブにいて、そんなことを聞くのがたまらなく辛いんだ。とにかく僕たちは前に進まなければいけない。まだ多くの試合が残されているし、クラブに値する場所を目指していきたい」
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