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Takefusa KuboGetty Images

久保建英、レアル・ソシエダで見つけた最高の自分「選手として飛躍する最後のチャンスだと考えていた」「このチームのプレーがたまらなく好き」

レアル・ソシエダMF久保建英は、同クラブで過ごす充実の日々について語っている。

久保は18日のラ・リーガ第6節、本拠地レアレ・アレーナでのエスパニョール戦(2-1)で同リーグ通算100試合目の出場を果たし、なおかつ公式戦2戦連続でアシストを記録。17分、前から果敢にプレスを仕掛けた日本人MFは、GKアルバロ・フェルナンデスのトラップが大きくなったところに襲いかかり、左足でボールに触れた。ボールはそのままペナルティーエリア内に転がり、そこに勢いよくフリーで走り込んできたFWアレクサンデル・スルロットが枠内に押し込んでいる。久保の今季成績はこれで1ゴール2アシストとなった。

試合後、記者会見に出席した久保は、このアシストの場面を次のように振り返っている。

「プレシーズンのアスレティック戦でも似たような場面がありましたね。GKがコントロールをミスするかもと思って、ボールに向かいました。自分が地面に倒れた後、審判がPKの笛を吹いたと思ってシュートを蹴らせてもらおうとしたんですけど、皆がピッチ中央に向かおうとしていたんで、そこでゴールが決まったと気づきましたね」

2019年にレアル・マドリーに加入した後、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、もう一度マジョルカとレンタルを繰り返していた久保は、今夏に完全移籍でソシエダに加入。レギュラーを務め、MFダビド・シルバら自分以外の「違いをつくれる」選手たちとともにプレーして、ラ・リーガ挑戦以降では最も輝きを放っている。

「今、僕の身に起こっていることについては、自分もうまく説明できません。覚えているのは、プレシーズンに滞在したホテルで、もうほかの選択肢はない、これが選手として飛躍するための最後のチャンスになるかもしれない、と考えたことですね。ここまでのところは、人々の期待に応えられていると思います」

「移籍の経緯? マドリーで(ソシエダの)会長と話をして、3年に渡って僕を追い続けていると言われました。そのことは自分も知っていたんですが、その瞬間にラ・レアルを選ぼうと決意したんです。クラブも監督も、僕のことを求めてくれました。あとは、すべてが僕次第で、現在のことは前に進むことができています」

「僕はここがとても気に入っています。チームの働き方が本当に良くて、試合でのプレーの仕方は本当にたまらないですね。ここがすごい好きです」

久保はエスパニョール戦、交代でピッチから下がる際にレアレ・アレーナのサポーターから喝采を浴びていた。

「喝采されるのはいいですね。自信になります。意見を言ってくれるのがファンなので。監督、コーチングスタッフ、選手たちがいるとしても、フットボールはエンターテイメントで、ファンこそがお金を払って試合を見に来るわけですよね。僕たちにとっては、彼らが満足ならそれが一番なんです」

これまでは右サイドハーフ/ウィングとしてプレーしてきた久保だが、ソシエダでは2トップの左を務めている。適応具合はどうだろうか。

「加入した当初、監督にはどこでも適応してみせると言いましたけど、左サイドは自分が望むポジションではありませんでした。でも今は左で満足ですね」

「イマノル監督について? 確かに怒号を飛ばす人ですけど、練習前には全選手と握手をして、終わりにはほぼ全員と話をするんです。選手としては信頼を感じられます。例えば、自分が出場していないとしても、監督から信頼されていると感じていれば、出番が来たときには監督のために全力を尽くそうと思いますよね」

「確かに叫ぶ人ですが、大声を出してくれる方がいいです。そうしなくなったとき、自分が何かを失っているということになりますから」

文・翻訳/江間慎一郎

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