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シメオネ、今季21得点のフリアン・アルバレスをラ・リーガ優勝FWと比較…「彼の加入はうれしかった。ビジャやルイス・スアレスのように他とは違う選手だ」

1日のラ・リーガ第26節、アトレティコ・マドリーは本拠地リヤド・エア・メトロポリターノでのアスレティック・ビルバオ戦を1-0で制した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、エルネスト・バルベルデ監督率いる強敵チームを打ち破ったことに満足感を表している。

アスレティックとチャンスを分け合う激戦を演じたアトレティコは、66分に途中出場のフリアン・アルバレスが先制点を記録。右サイドのマルコス・ジョレンテが前線にスルーパスを送ると、J・アルバレスがDFラインを突破してペナルティーエリア内に侵入。アルゼンチン代表FWは、落ち着き払った左足のシュートでGKウナイ・シモンを破っている。

アトレティコはその後、アスレティックの反撃に遭ったものの、彼らがポストとバーにシュートを3回直撃させるなど運にも恵まれて、虎の子の1点を守り切った。連勝のアトレティコは勝ち点を56として、同日にベティスに敗れたレアル・マドリー、翌日にレアル・ソシエダ戦を控えるバルセロナを勝ち点2差で上回り暫定で首位に浮上した。

試合後会見に出席したシメオネ監督は、ラ・リーガで16試合無敗を貫いていたチーム相手の勝利を喜んだ。

「アスレティックは困難な対戦相手で、ここまで16試合無敗を貫いていた。前線にはスピードある選手たちが揃っており、それでいて非常に規律のあるパフォーマンスを見せていたね」

「前半はどんどんと攻守が速く切り替わる展開となったが、それは私たちに望むことではなかった。後半は交代出場の選手たち、オブラク、それとバーやポスト直撃など神が私たちの助けとなってくれた。選手たちには『グラシアス』と言わせてもらいたい。彼らは巨大な期待感とともに、懸命に仕事に励んでくれている」

ハーフタイムに指示したことを問われると、次のように返答している。

「30〜45分に少し試合は壊れて、オープンな展開となった。そういった状況では彼らがスペシャリストだ。だから後方に引いて守り、ドレッシングルームに戻った後にはこう言った。『ああいった戦いに乗れば彼らが優位だ。しかしゲームをコントロールすれば、こちらにとって都合がいい』とね」

「幸運にもフリアンのゴラッソが決まり、私たちは本当に手強い相手から勝ち点3を獲得することに成功した。

J・アルバレスは今季ラ・リーガ10得点目、全公式戦21得点目。マンチェスター・シティ時代の最高成績19得点を上回ってもなお止まらず、得点を量産し続けている。シメオネ監督は期待通りの活躍を見せる同選手を、かつてアトレティコをラ・リーガ優勝に導いたダビド・ビジャ、ルイス・スアレスのレジェンドストライカーたちと比較している。

「フリアンがやって来ると知ったとき、私たちは本当に喜んだ。なぜならば、彼はあの頃のルイス・スアレスのように、他とは一線を画する選手だからだ。彼らは才能や特別なものを持っている。ビジャもそうだったようにね。私はフリアンの謙虚さ、働き方を好ましく感じているよ」

今季のアトレティコは選手層が非常に厚く、後半からも主力級の選手を投入することができる。シメオネ監督は過密日程の中で選手層の厚さは必須との見解を示している。

「足、足、そして足が必要だ。私たちは多くの足を必要とする時期に突入している。ピッチでは走らなければいけないし、そのためには交代選手が必要だ。私たちは3日毎に試合を戦っているんだ」

アトレティコの次戦は4日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、アウェーでのレアル・マドリー戦だ。この試合の観客は「選手たち、選手たちよ。私たちは勝つためにここにやって来た。マドリーは誰が首都を支配しているかを知れ」といったダービー用のチャントを歌っていたが、勢いに乗ってその大一番に臨めるかを問われたシメオネ監督は、こう返答している。

「頭の中に浮かぶことをそのまま伝えるよ。どうか私たちに、この試合の勝利の喜びを噛み締めさせてくれ。今は23時45分と、もう夜も老けた(試合は21時キックオフだった)。明日、電話してくれてもいいし、2日後の会見でまた語らせてもらうよ」

取材=江間慎一郎

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