20221017_Shunsuke_Nakamura(C)Getty images

元“日本代表の10番”中村俊輔が44歳での現役引退を発表「多くの支えがあったからこそ、サッカー選手として闘い続けることができた」

横浜FCは18日、元日本代表MF中村俊輔が2022シーズン限りで現役を引退することを発表した。

“黄金の左足”を武器に長らく日本サッカーをけん引してきた中村。2000年から2010年にかけて活躍した日本代表でのキャップ数は98試合に上り、とりわけセットプレーから多くの得点を演出、背番号10を象徴的なものとした。

クラブレベルでは1997年に横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)に加入して初年度からJリーグ優秀新人賞を受賞。2000年には最年少の22歳でJリーグMVPに輝いた。その後、初の海外挑戦の場にレッジーナを選んだ後、2005年夏にセルティックに完全移籍。セルティックでは中心選手として躍動し、2006-07シーズンにはリーグの年間MVPに輝いたほか、チャンピオンズリーグ(CL)において日本人として初めての得点と決勝トーナメント進出を経験している。

2009年夏までのセルティック以降は、エスパニョールを経て2010年より横浜FMに復帰。2013年には天皇杯を制し、自身2度目のJリーグMVPも受賞している。横浜FCへは、ジュビロ磐田を経て2019年より完全移籍加入した。44歳で終える2022シーズンは、明治安田生命J2リーグ第41節終了時点で5試合に出場している。

中村は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントした。

「今シーズンをもち現役から退く決断をしました。幼稚園のときにサッカーボールを蹴り始めてから、40年もの月日が経ちました」

「はじめは、楽しいという思いだけで始めたサッカー。そのサッカーが仕事となり、プロサッカー選手として26年間も過ごすことができました。長いサッカー人生の中で、幾度となく苦悩や挫折がありましたが、いつも誰かが自分のことを支えてくれ、背中を押してくれました」

「一緒に戦ってくれたチームメイト、指導をしてくださった監督・コーチ、ケガの治療やケアをしてくれたドクター・トレーナー、クラブに携わっていただいた方々、そして、いつも熱い応援をしてくださるファン・サポーター、全ての皆様に感謝申し上げます」

「本当に多くの支えがあったからこそ、これまでサッカー選手として闘い続けることができました。26年間多くのご声援、ご協力をいただき誠にありがとうございました」

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