ヨーロッパリーグ(EL)は1日に決勝が開催され、セビージャとローマが対戦した。
マンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスといった強豪を退けて3年ぶりの決勝進出を決めたセビージャ。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(UECL)に続き、2年連続で欧州の舞台で決勝へ進出したローマと相対する。
試合は35分に均衡が破れる。マンチーニのスルーパスに抜け出したディバラが、エリア内で冷静に流し込み、ローマが先制に成功した。
55分、ナバスが右サイド敵陣深くからクロスを上げると、マンチーニに当たってゴールへ。オウンゴールでセビージャが試合を振り出しに戻した。
前後半で決着はつかずに延長戦に突入するも、それでもスコアは動かず。結果はPK戦に委ねられることになった。
PK戦はセビージャGKブヌがマンチーニのキックをストップするなど、4-1でセビージャが勝利。この結果、セビージャは大会史上最多となる7度目の優勝を飾った。
この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたのはPKをストップしたGKブヌ。カタール・ワールドカップでもモロッコ代表をベスト4に導く大活躍を見せた同選手に対し、UEFAテクニカルオブザーバーパネルは「彼のPKセーブは、試合の結果に決定的な影響を与えた」と評価している。




