5日、セリエA第31節が開催され、ミランとボローニャが対戦した。
現在リーグ首位を走るミランは前節からは先発を1人変更。ケシエに変わってトナーリがボランチに名を連ねた。
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試合は試合早々からミランが主導権を握る。16分、エリア内での混戦のこぼれ球に反応したレオンがダイレクトで左足を振り抜くも、ボールは惜しくもバーの上を逸れる。33分にはエリア手前からエルナンデスが強烈なミドルシュートを放つも枠を捉えきれず。スコアレスで前半を折り返した。
先制点の欲しいミランは後半開始からメシアスに変えてレビッチを投入。タイプの違うアタッカーを入れ、新たなアプローチを試みる。しかし、5試合ぶりの勝利を狙うボローニャの気迫のこもったプレーに大苦戦。70分にべナセルがミドルシュートを放つも、スコルプスキに阻まれた。
直後にミランは切り札を投入。ジルーに変わってイブラヒモヴィッチがピッチに入る。80分、そのイブラヒモヴィッチにアクシデント。エリア内での浮き玉をヘディングでコントロールすると、メデルと頭同士が衝突。互いに流血する状態となり、長い治療時間が設けられた。
再開後、治療時間も踏まえたアディショナルタイムが8分追加されるも、両者決定機を作るまでには至らず。スコアレスドローで試合は終了した。
この試合結果により、ミランは無敗試合を9試合に伸ばすも、連勝が3でストップ。勝ち点67となり、2位ナポリとの勝ち点差は1に。1試合消化の少ない3位インテルとは4差の63と、優勝争いはより熾烈な状況となった。