Zinedine Zidane Real Madrid 2019-20 Champions LeaguGetty Images

ソシエダ戦スコアレスのレアル・マドリー、ジダン「ゴールが欠けていた。ヨヴィッチ起用しなかったことに悪意ない」

20日のラ・リーガ第2節、レアル・マドリーは敵地レアレ・アレーナでのレアル・ソシエダ戦をスコアレスドローで終えた。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、勝利できなかったことへの悔しさを滲ませながらも、チームのパフォーマンスには一定の満足感を表している。

レアル・マドリーにとって今季初戦となったレアル・ソシエダ戦。ジダン監督はMFマルティン・ウーデゴールをトップ下とする新布陣4-2-3-1を採用したが、決定機に乏しく勝ち点1を分け合っている。フランス人指揮官は試合後会見で、次のようにコメントした。

「勝ち点2を失った。私たちは常に勝利を目指しているのだから。全体的には良い試合だったと思う。守備ではチャンスを許さなかった。前半の私たちはチャンスを生み出していたが、しかし後半はそうできなかったね」

以下に続く

ジダン監督は先発のFWカリム・ベンゼマのほか、ベンチにFWルカ・ヨヴィッチ、FWボルハ・マジョラルを置いていたが、ゴールが必要な状況でもさらなるストライカーを最後まで投入しなかった。

「システムを変えたくなかったし、サイドに選手を配さなければならなかったんだ」

「ヨヴィッチを起用しない理由? このチームには多くの選手がいて、今日はこういう選択をしたということだ。ヨヴィッチにもほかの選手に対しても悪意はない。システムを変えたくなかったし、だからサイドに変更を加えたんだ」

また、チームに完全にフィットしているとは言い難かったウーデゴールのプレーについての感想も述べている。

「彼のデビューに満足している。彼にとっては最初の試合だったが、ここまでの準備期間は3週間しかなかった。ウーデゴールを交えたプレーも少しずつ良くなっていくだろう。全選手について平静を保たなくてはならない。今日はゴールが欠けていたが、落ち着かなければいけないんだ」

昨季最終戦のマンチェスター・シティ戦で2失点のきっかけとなったDFラファエル・ヴァランは、この試合で好パフォーマンスを披露。そのことについて問われたジダン監督は、チーム全体の守備意識を称えている。

「シティ戦で起こったようなことはいつでも起こり得るんだ。今日は全選手、全DFがとても良かった。枠内シュートを1本しか許さなかったのだから。それは全選手の働きによって成し遂げられたんだ。これから、攻撃面を改善していかなくてはならない」

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