25日のラ・リーガ第26節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセビージャ戦に1-0で勝利した。この試合の決勝点を決めたのは、MFルカ・モドリッチだ。
今季に入り出場機会が激減し、「プレーできなくて満足している選手なんて存在しない」と、悔しさと失望を露わにしていたモドリッチ。それでも腐ることなく練習に励み、トッププロとしての矜持を年下のチームメートたちに見せ続けてきた同選手は、実戦でまた大きな輝きを発した。
75分からピッチに立ったモドリッチは、81分に決勝点を決めた。38歳の不屈の天才MFはペナルティーエリア手前中央で、セビージャDFのクリアボールを右足で絶妙トラップ。そこから滑らかな動きで右足のミドルシュートを放ち、勢いあるボールがGKニーランの届かない枠内右に突き刺さった。
モドリッチはリュディガーに肩車されて身長を高くし、拳を突き上げてゴールを祝った。これに対してベルナベウの観客は、おなじみの「コモ・ノ・テ・ボイ・ア・ケレール(どうして愛さずにいられようか)」のチャントを高らかに響かせ、背番号10を称賛している。
試合後、『レアル・マドリーTV』とのインタビューに応じたモドリッチは、チームの勝利に貢献できたことを喜んだ。
「とても難しい一戦だった。セビージャは簡単な試合にしてくれないからね。それでも僕たちは勝ったし、それこそが大切なことだ。こういう形ならば喜びも大きいけど……ただ僕のゴールの前にももっと決められていたはずだった。とにかく、ゴールでチームを助けられて幸せだ。このまま進んでいこう」
モドリッチが打ったシュートは、レアル・マドリーが日々公開している練習の映像でよく見られるものだった。
「毎日練習しているシュートだった。君たちは日々、僕がバルデベバス(練習場)であんなゴールを決めているのを見ているはずだ」
「フットボールではシュートを打たないといけない。今日の僕はそうして、ボールが枠に入ったということだ」
不撓不屈の精神によって劇的勝利を収めることは、レアル・マドリーのDNAとされている。モドリッチは現チームで、その精神を体現する際たる存在だ。
「執拗であることこそが僕たちの強みだ。僕たちは止まらない。執着し、チャンスをつくり、最後まで勝利を探し続ける」
「勝ち点を落とせないことは分かっていた。バルセロナはずいぶんと距離を縮めてきたし、これ以上近づけさせてはいけなかったからね。粘り強さが結果につながった。今季のラ・リーガにとって、とても大切な勝ち点3だ」
モドリッチは試合後、深い友情関係を築いているDFセルヒオ・ラモスと抱擁を交わし、ユニフォームを交換した。
「ああ、セルヒオは友人であり、兄弟だ。素晴らしい選手であることを今なお示している。皆、僕たちの年齢のことを話題にするけど、彼はまだ高いレベルにあることを示し続けているんだ。会えて、本当にうれしかったよ」
「彼は見事な試合を演じたし、ベルナベウに戻って感動しているようだった。ファンも同じで、たとえ違うチームにいても喜んでいたね。セルヒオはレジェンドであり、世界的にも素晴らしい選手だ。何よりレアル・マドリーにとってね」




