レアル・マドリーFWカリム・ベンゼマが、残留を決断したと報じられている。
ベンゼマは1日「マルカ・レジェンダ賞」の授賞式に出席。同賞は『マルカ』から最も優れたプロアスリートへ送られるものだ。
授賞式でベンゼマは自身の去就について言及。様々な憶測が飛び交う現状について司会者に、「どうして未来のことについて話さないといけないんだ?僕はレアル・マドリーにいる。真実とインターネット上で言われていることは違うよ」と、退団可能性の否定を匂わせた。
先日には『フット・メルカート』がベンゼマはサウジアラビア・プロリーグへのフリー移籍を決断し、今季終了後に現在の契約が満了しても新契約にこだわらないことをレアル・マドリーに通告したと報道。サウジアラビアのアル・イテハドから年俸1億ユーロ(約150億円)、収入としては総額4億ユーロ(約600億円)を得ることのできる2年契約のオファーを受けたとされ、さらに2030年ワールドカップの招致を目指す上でのアンバサダーの役割を託されるとも伝えられていた。
『マルカ』は授賞式後に「事実、ベンゼマは残留するつもりだ」と報じ「彼はクラブとの契約の残り1年を全うするつもりで、これは両者が長い間考えていたことだ。彼らはそれにサインをしたのだ」と指摘。
「カリムは、数ヶ月前から示してきた多大な関心にアラビアにとても感謝している」ものの「最後のシーズンとなるかもしれない素晴らしいシーズンを送るだけの力がまだあると感じている」と伝えた。
ベンゼマは現行契約は今夏に満了を迎えるものの、1年間の延長オプションを行使する条項が付帯。同条項にサインしたとみられている。


