Casemiro Real Madrid Granada LaLigaGetty Images

レアル・マドリー、カセミロ&ベンゼマ弾でグラナダ破り5連勝!首位アトレティコと同勝ち点でクリスマスを迎える

23日のラ・リーガ第15節、レアル・マドリーはホームのアルフレド・ディ・ステファノでのグラナダ戦に2-0で勝利した。

ラ・リーガ4連勝、公式戦5連勝と12月初めの不調が嘘のように息を吹き返したマドリー。この試合では復調の要因をつくった一人、モドリッチが筋肉疲労のために欠場となり、ジダン監督はGKクルトワ、DFカルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ、MFバルベルデ、カセミロ、クロース、FWルーカス・バスケス、ベンゼマ、ロドリゴをスタメンとしている。

マドリーは開始25秒にいきなり失点の危機を迎える。ヴァランの不用意なパスミスをケネディに奪われると、プエルタスにシュートまで持ち込まれたが、これは枠を外れて難を逃れた。その後はクロース、メンディ、ロドリゴが連係する左サイドを中心に攻撃を仕掛けていったが、グラナダの組織的な守備を前に決定機を迎えるまでには至らない。また36分には、フォルキエと競り合いながら倒れたロドリゴが右足を痛めて、すぐさま交代を要求……。担架で運ばれるその様子からは、深刻な負傷を予感させている。

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前半はスコアレスで終了。後半立ち上がりもマドリーは攻めあぐねていたが、55分を過ぎるとアセンシオの右ポスト直撃となるダイレクトのヒールシュート、クロースのミドル、そのミドルをGKルイ・シウバに弾かれた後に詰めたバルベルデと瞬く間に決定機を量産し、そして57分にスコアを動かすことに成功した。S・ラモスのフィードを左サイドのメンディが受け、メンディのスルーパスからゴールライン際まで突き進んだアセンシオがクロスを送ると、カセミロが得意のヘディングシュートでネットを揺らしている。

先制したマドリーはその直後のいつもの悪い癖と言うべきか、グラナダの決定機を許してしまうが、プエルタスのシュートはクルトワがセーブ。ジダン監督は78分に交代カードを切り、L・バスケスとバルベルデをイスコとヴィニシウスに代えた。その後はグラナダの攻勢を受ける時間が続いたがこれを凌ぎ切ると、アディショナルタイム4分にベンゼマが左サイドから内に切れ込み、左足のシュートで追加点を獲得(今季ラ・リーガ6点目)。この試合まで3連勝と勢いを取り戻していたグラナダに引導を渡している。

ラ・リーガ5連勝のマドリー(15試合消化)は、アトレティコ・マドリー(13試合消化)と勝ち点32で並び、得失点差で2位に位置している(ラ・リーガでは勝ち点が並んだ場合に当該対決で順位付けを行うが、当該対決の2試合が消化されるまでは得失点差で並べられる)。

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