18日のラ・リーガ第31節、コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのレアル・マドリー対ヘタフェはスコアレスドローで終了した。レアル・マドリーが所属元のヘタフェMF久保建英は2試合ぶりにベンチスタートとなり、出場機会はなかった。
相変わらずの低空飛行で最後まで残留を争い続ける気配があるヘタフェと、チャンプオンズリーグでリヴァプールを下して準決勝に進出し、クラシコにも勝利と好調ながら戦線離脱者が絶えないマドリーの対戦。マドリーの離脱者についてはまさに深刻な状況だ。カルバハル、セルヒオ・ラモス、メンディ、ルーカス・バスケス、アザールを負傷、ナチョ、カセミロを出場停止で欠くことになっていたが、試合当日になって新型コロナ感染者と接触したバルベルデも加わり、トップチームで起用可能なフィールドプレーヤーは11人しかいない。
ジダン監督はそうした状況にもかかわらずクロースとベンゼマを休ませて、GKクルトワ、DFオドリオソラ、ミリトン、チュスト(Bチーム)、マルセロ、MFモドリッチ、イスコ、ロドリゴ、アセンシオ、ヴィニシウス、FWマリアーノを先発として起用。4-2-3-1のシステムを採用している。
たとえマドリーといえども、これだけの離脱者がいてクロースもベンゼマもいないとなれば、やはりパフォーマンスは低下してしまう。立ち上がりはヘタフェが、まるでマドリーのような勢いでクルトワが守るゴールへと迫る。カセミロというフィルター役がいないマドリーの中盤をいとも簡単に突破して、マタ、オリベイラらが決定機を迎えていった。対するマドリーは8分、マリアーノが最終ラインを突破し、GKソリアもかわしてネットを揺らしたが、これはオフサイドを取られている。
このチャンスの後にも、マドリーの最終ラインと中盤にぽっかりとスペースが空いている状況は変わらず。23分には、マタにポスト直撃となるシュートは放たれて肝を冷やした。ただ時間が経つに連れて、攻撃はある程度、形になっていく。28分にはマルセロのクロスにマリアーノが頭で合わせるが、ミートし切れなかったボールは枠内に収まる前にティモールがクリア。また40分にはオドリオソラのクロスから、今度はヴィニシウスがヘディングシュートを放ったものの、これはGKソリアの正面へ飛んだ。
試合はスコアレスのまま後半へと突入。マドリーは相変わらず停滞気味で、中盤でボールを保持するモドリッチは、誰にパスをすればいいかが分からない様子が目立つ。対して、高い位置でのプレッシングからマドリーのビルドアップを阻害するヘタフェは、59分にショートカウンターからエネス・ウナルが強烈なミドルを放ったが、クルトワの好守に遭った。
ジダン監督は64分に交代カードを、マリアーノとロドリゴをベンゼマとブランコ(Bチーム)に代え、システムをいつもの4-3-3に戻す。一方のボルダラス監督は65分、マタとの交代でアンヘルを投入した。
この交代策から、マドリーはよりボールを保持できるようになったが、決定機を生み出すまでには至らず。対してボルダラス監督は76分にダミアンをアレニャーと代え、フィジカルが充満する選手たちの中にボールアーティストを加えてゴールを狙いに行った。ヘタフェは79分、オドリオソラのボールロストからマクシモビッチが強烈なミドルを放ったものの、またもクルトワの好セーブに阻まれる。さらに80分には、ペナルティー内でアンヘルがミリトンに倒されたとしてPKを要求するが認められなかった。
終盤、マドリーはモドリッチの意地を感じるプレーを中心としてヘタフェゴールに迫るが、やはり決定機は得られず。ヘタフェの反撃にも苛まれて、結局勝ち点1を分け合っている。
連勝が4でストップしたレアル・マドリーは、同日にエイバルを5-0で下した首位アトレティコ・マドリーに勝ち点3差(以前は1差)をつけられた。6試合勝利のないヘタフェは勝ち点31で15位に位置。降格圏18位バジャドリーとの勝ち点差は4となっている。
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