3日のラ・リーガ第8節、レアル・マドリーは敵地RCDEスタジアムでのエスパニョール戦を1-2で落とした。
ビジャレアル戦(0-0)、シェリフ戦(1-2)と2試合連続で結果を手にできず、それ以前の1試合3点ペースでの得点力を基にした勢いを失いつつあるマドリー。この試合の直前にアセンシオ、イスコ、マリアーノも負傷で欠いたアンチェロッティ監督は、GKクルトワ、DFルーカス・バスケス、ミリトン、ナチョ、アラバ、MFクロース、バルベルデ、モドリッチ、カマヴィンガ、FWベンゼマ、ヴィニシウスをスタメンで起用している。
試合は予想通り、マドリーがボールを保持してエスパニョールのゴール前まで何度もたどり着き、そして過去2試合と同じくチャンスを生むためのアイデアを欠き続ける展開に。そして17分、昇格組エスパニョールがシェリフよろしく、スピーディーかち効果的な攻撃によってスコアを動かした。エンバルバがアラバを抜き去って右サイド深くまで侵入し、グラウンダーのクロスを送る。するとニアサイドに勢いよく飛び込んだマドリー下部組織出身ラウール・デ・トマス(通称RDT)が、このボールを押し込んでいる。
失点したマドリーは攻勢を強めたいところだったが、4-1-4-1で守るエスパニョールを崩し切るアイデアを欠く状況は変わらない。1点ビハインドのままハーフタイムを迎えたアンチェロッティ監督はカマヴィンガとの交代でロドリゴを入れる。しかし後半、マドリーは同点に追いつくどころがリードを広げられてしまう……。エスパニョールは60分、アレイクス・ビダルがモドリッチ、ナチョをかわしてペナルティーエリア内に入り込み、落ち着き払ったシュートでクルトワを破った。
2点ビハインドを負ったアンチェロッティ監督はモドリッチとクロースも下げてカセミロとヨヴィッチも投入。すると71分、マドリーの攻撃を先導し続けるベンゼマが1点を返すことに成功。ヨヴィッチのパスを受けたフランス代表FWはペナルティーアーク付近で横方向に縫うようなドリブルを仕掛け、右足のシュートでネットを揺らした。
ベンゼマはこれが今季ラ・リーガ9点目。またマドリーでの通算得点数は289得点で、歴代4位サンティジャーナ氏にあと1点まで迫っている(ちなみにベンゼマのPKでの得点数はわずか14。451得点を決めた歴代1位クリスティアーノ・ロナウドはPKで80得点を決めている)。
アンチェロッティ監督は1-2とした直後にヴィニシウスを下げてアザールを投入。その後、マドリーは猛攻を仕掛けたものの、アザールのゴールがオフサイドになるなど、結局同点まで追いつくことはかなわず試合終了のホイッスルを迎えることになった。公式戦ここ3試合勝利なし、ここ2試合は敗戦、さらに今季ラ・リーガ初黒星……。バルセロナの不調ばかり話されるラ・リーガだが、マドリーも雲行きが怪しくなってきた。
なおラ・リーガの順位表で、マドリーは前日にバルセロナを下したアトレティコに勝ち点17で並ばれながらも、得失点差によって暫定で首位を維持。ただし今日ヘタフェ戦に臨むレアル・ソシエダ(勝ち点16)に順位を抜かれる可能性がある。




