Marco Asensio Luka Modric Real Madrid vs Eibar La Liga 2020-21Getty Images

レアル・マドリーがエイバル撃破、アトレティコとの勝ち点差は暫定「3」に…後半出場の乾貴士は決定機逸する

3日のラ・リーガ第29節、アルフレド・ディ・ステファノでのレアル・マドリー対エイバルは2-0でレアル・マドリーの勝利に終わった。エイバルMF乾貴士は後半から出場している。

チャンピオンズリーグのリヴァプール戦、その2試合の間にクラシコとシーズンの成否を決する3試合を控えているレアル・マドリーと、降格圏の19位に沈み何としてでも勝ち点がほしいエイバルの対戦。主導権を握ったのは、3-4-2-1のシステムを使用したレアル・マドリーだった。カセミロと2ボランチを務めるモドリッチが見事なゲームメイクを見せるホームチームは、立ち上がりからベンゼマが決定機を迎えるなど得点を予感させ続けていった。

レアル・マドリーは21分、アセンシオがフリーキックから直接ゴールを狙うが、これはクロスバーに直撃。さらに36分にはイスコのシュートをアセンシオがヒールでコースを変えてネットを揺らすが、こちらはオフサイドの判定となった。なかなかスコアを動かすことができないジダン監督のチームだったが、前半が終わる前にそのときを迎えた。41分、カセミロが中盤でボール奪取すると、パスを受けたアセンシオが左足のシュートでGKドミトロビッチを破っている。

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対して、ビハインドを負ったエイバルはブライアン・ヒルが負傷。メンディリバル監督はハーフタイムに同選手との交代で乾をピッチに送り込んでいる。

後半立ち上がりもレアル・マドリーが優位に試合を進める状況は変わらず。だがエイバルもさらなる選手交代により、乾も参加しながら少しずつ攻勢を見せ始める。ジダン監督は61分にモドリッチ&アセンシオをクロース&ロドリゴに代え、その7分後にはイスコ&マルセロをヴィニシウス&アリバスに代え、システムを4バックとした。

すると73分、レアル・マドリーが追加点を獲得した。ヴィニシウスが左サイドを突破してクロスを送ると、ペナルティーエリア内でフリーとなっていたベンゼマがヘディングシュートでラ・リーガ18点目を記録している。

終盤はエイバルが意地の猛攻を見せ、87分にはペナルティーエリア内でのルーズボールから乾がチーム唯一の決定機を迎えるが、左足で叩いたボールはGKクルトワのセーブに遭っている。結局、レアル・マドリーが2点のリードを維持したまま試合終了のホイッスルが吹かれた。3連勝のレアル・マドリーは勝ち点を63として、暫定でバルセロナを抜き2位に浮上。首位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差は暫定で3となっている。一方12試合勝利なしと泥沼のエイバルは、残留圏と勝ち点2差で19位に位置している。

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