アンチェロッティ、前任者ジダンとの比較について「私もCL三連覇を達成できたら良かったが…もう一回は優勝したいね」

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レアル・マドリーは28日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第2節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのシェリフ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、久しぶりにベルナベウでCLが開催されること、また自身が同舞台で再び指揮を執ることへの満足感を表している。

「この試合はチャンピオンズの一戦であり、チャンピオンズの戦いはしっかりと準備をしなくてはならない。ベルナベウで再びチャンピオンズが行われることに大きな期待を抱いているよ。ここにはとても良い思い出があるからね」

「シェリフは素晴らしいプレーを見せているし、注意しなくてはならない。あまり知られていないチームだが組織がしっかりしていて、前線はスピードが速いプレーを見せる。私たちは最大限の集中を見せなくては。勝ち点3が必要なのだからね」

「最も困難かつ最も難しい大会で、このクラブを代表する……。それは私たちにとって何か特別なことだ。このクラブはほかより優勝することに慣れており、それは少し優位に働くだろう」

連勝が5でストップした前試合ビジャレアル戦(0-0)で、アンチェロッティ監督はMFフェデ・バルベルデを右サイドバックとして起用して、これが裏目に出たと批判を浴びた。このことについて今一度問われたイタリア人指揮官は、次のように返答している。

「批判に驚くことはないし、批判というものは受け入れなくてはならない。ゲームプランが間違えていたと問われるならば、私自身そう考えることも認めることもある。が、公式には絶対に認めるわけにはいかないんだよ。それでも後で考えて……ときに批判も向上のために役立つというわけだ」

バルベルデの右サイドバック起用はDFダニ・カルバハルの負傷離脱をきっかけとするが、どうやり繰りすべきなのだろうか。

「確かに後方に関しては問題を抱えている。メンディ、マルセロ、カルバハル、それと時折ナチョも負傷を抱えてね。ポジションは戦術面を考慮して変更される。例えばロドリゴを起用する場合には、そこまで押し上げる右サイドバックは必要なくなる。ロドリゴの後方のサイドバックは自分のポジションにとどまってもらいたいし、それがルーカス・バスケスの起用にも関わってくるわけだよ。押し上げるサイドバックであればルーカスがベストなのだがね」

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またCL三連覇を果たしたレアル・マドリー前指揮官ジネディーヌ・ジダン氏と自身を比較することについては嫌悪感を示しつつ、それと同時に器の大きさが感じられる言葉も口にしている。

「何かを話すのは難しい。選手たちが少し変わり、チームも変化したのだから。それにジズーのチームとこのチームを比較するのは望まない。ジズーは彼ができることを最大限行った。私もチャンピオンズ三連覇を果たせたら良かったのだが、しかし三連覇ではなくても、もう一回優勝を果たしたいね」

なおアンチェロッティ監督は、ミランの選手・監督としてCLを2回ずつ制覇し、さらに2014年にもレアル・マドリー監督としてCL優勝を達成。当時のレアル・マドリーではジダン氏がアンチェロッティ監督のアシスタントを務めていた。